失言

mashimat
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つい失言してしまう時がある。失言してから穴の中に隠れたくなったりする。

失言しているときは感情に身を任せて夢中に好き勝手な事を喋って居る。これが止められない。ずっと溜め込んでいる事を話せるときが来たんだ。やった。これで俺は自由になれると思い込んでいる。しかし、時間が経って冷静になって自分の言った事を思い出すと。ああ言うんじゃ無かった。間違って居た。間違って居なくても言うべきじゃ無かったとなる。

溜め込むと言うのが間違って居る。常に頭の中で同じ事がグルグルしている。そのグルグル時間に落ち着いて頭を使って分解するなり、距離を置いて考えて観ることが必要だ。

失言する時は、大抵余裕のないときだ。余裕のないときに同じ事、誰かに言ってしまいたい事が頭の中で渦巻いていたら要注意だ。失言ばかりで誰からも好かれずに、誰にも相手にされないとなれば本当に不幸だ。

ここまで書いて思ったことがある。失言は立場が上になるとか、上になったと勘違いしている時に起こりやすいんでは無いだろうかと。そして、失言ばかりしているけど立場の安定した政治家も世の中にはいる。私は政治家ではないが。熱心なファンがいれば失言も愛嬌なのだろうか。しかし、普通の人間なら信用を無くしてしまうだろう。失言は出来るだけしたくない物だ。