1回しかまだ聴けてないけど、それでも書く。感想ってそういうのでもいいものだと思うから。
なんべんだらと言われていることだろうけどやっぱりエデの事件発生率とその内容・危険度というものは地球と全然違っていて、それでエデ人も鍛えられているのかなあということを思った。富士山登りに行くような人たちだもんな。
博士と中央の関係性、距離感がいまだに謎。中央からは、博士側にコンタクトする手段もあるしいざとなったらいくらでも捕縛できる環境にあると思うのだけれど、そうしないのはなぜだろう。博士が起こしている事件も、他の事件と合わせると平均的な度合いだということ?しかし博士はご自身のことを「マッドサイエンティストだから色々悪いこともしている」「表を大手を振っては歩けない」と認識しているようなんだよな。だから下水道に住んでいるのだろうし。3Dお披露目で中央のヘリポートに立ったときも、「この中央に戻ってこられたのは」と、なかなかない機会かのような表現だった気がするし。博士の中央に対して抱いてるもののテンションと、中央が博士に対して見ている温度感にはズレがある気もする。博士のそばにアクシアくんやローレンみたいな公権力側の人間がいることで、多少博士が守られているのかというと、スロンズがそんなお上にあっかんべできるような年齢なのか立場なのかも不明なので、結局は「なぜだかなんとなく中央は博士を追放したにも関わらず生かしておき、ときどきゆるゆる利用しようとする」というところに着地せざるを得ない。そもそも教授が学内で「“あの”ヴィンセントの友人」というところで白い目を向けられることがあるのだろうか、そうではないのだろうか、という、考えだせば際限のないテーマにも結びつく。
姐がバスとともに大学に突っ込むシーン、完全にイメージ上では姐がバス外側に引っ付いてるのを想像してしまうのだけれど、そんなわきゃないんだよな。ちゃんとバスの中から出てきてるし。エデ人ってたくましすぎるな……。
教授が宣伝ツイでどんなニコニコマークも使わずに「😏」を使っていたのには、聴いてみるとすごく納得する。教授、ノリノリで演じたんだろうなあ……☺️と思った。教授は割とヴィラン的なものに憧れている部分がある気がする。暗躍とか、裏側で糸引く、とかそういう空気がお好きそう。
教授の言葉尻からちゃんと怒ってることを察知して笑った上に「止められませんからね〜♬」ってそのまま行くに任せる博士めっちゃ良〜!!!!になった。博士ってひとの怒りのエネルギーを面白がってることがあるイメージなので(ネットの喧嘩を面白がる、ゲームの登場人物の喧嘩を面白がる、など)。
そして自分の研究結果を活用してくれるのなら誰だろうと構わない、敵味方の概念が薄そうなあたりがさすが、自分の管理者を最終的に自分に置いているマッドサイエンティストだなあと思う。金さえ積まれたら悪徳議員の手下に薬を流すし、かと思えば教授主導でエデ組で立てた作戦にも薬を提供する。徹底的に利己的なキャラクター像に仕上がっていると思った。
「まめねこがいっぱい見られる薬」がぱたちにとっては"いい薬"なの、ぱたちにとってまめねこはいいものなんだなと思えてほっこりした。教授もそうだけど、基本博士周りの人たちは博士はあんまり大事にしないけれどまめねこのことは大事にしているイメージがある。
そういえば、「裏社会の人間」って5秒に1回くらい言ってる箇所があったな。4人で寄ってたかって「裏社会の人間」って言い続けてるシーンがちょっと面白かった。たぶん、現実の反社会的組織のなににもつながらない言葉にしないといけなかったのかな、と思う。
総じて、博士がすごく「お話の中の博士」という印象、イメージだったのは、やっぱりみんなに対してですます調だったからかなあと思った。とはいえ博士だけでなくみんな少しずつお話用にチューニングされていると思ったので、やはり配信のみんなは……二次創作のみんな……!?(本家じゃい)
今まで組のボイドラを聴いたことがなかったから、はじめて買えたし、はじめて聴けた。ゴキゲンなエデの日常を垣間見られてよかったなあと思う。