ふかふか焼き立てパンの夢

ネリネ
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パン屋さんで焼きたて狐色の丸いパンに、和菓子にあんこを包むようにカスタードクリームを詰める夢を見た。

パンは、焼き機の上でお餅みたいに膨らむ。ミスドのエンゼルクリームみたいにふっくらと。店主のお姉さんがその焼き上がりを見る。焼きあがったら、木でできた三段重ねのパン置き棚にどんどん置かれ、円形のペースト状になったカスタードクリームを私が詰めていく。(ちなみに、棚も淡い狐色だった)

左手にパンを乗せ、右手でクリームを中心に向かって押しながら丸めるように包む。最後に餃子の皮を閉じるみたいに、綴じ目をねじって見えなくさせて完成。焼きあがったパンに、どうやったらそんなことができるのか謎だけど。

流れ作業なのに、パンを焼くお姉さんが火をかけたままトイレに行ってしまって焦る私。

自分の持ち場から動くなと言われていたが、人がいないのも、素手で包むのもやばくない?と中に立ち入り、ビニール手袋を見つけて装着したところで目が覚めた。

起きて調べたら、あんを包むことを「包餡(ほうあん)」というみたい。ミスドに「カスタードクリーム」というドーナツもあった。夢のパンと見た目がまんま一緒だった。

パン屋さんでも和菓子屋さんでも働いたことがないのに、なんでこんな夢を見たのだろう。だけど、本当にパンがふかふかで美味しそうだった。