生きる希望がない

ネリネ
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この1年半で買った物を減らし続け、私物はほとんど引越し前の状態に戻った。缶と本、ぬいぐるみにキーホルダーがちょこっとだけ増えた。

しかし、物を売っても結局家賃に消えるの、やっぱり虚しい……

仕事も決まらないし、実家に帰るべきか?

あぁでも、徒歩圏内にコンビニもスーパーも銀行も郵便局も食べ物屋さんも揃っていて、駅まですぐ近くな環境から離れたくない。

実家に帰ったら、コンビニに行くにも一苦労だ。どこに行くにもバスが必要なのに、1時間に1本しか来ない。

何より私の自由はなくなる。

帰りたくない……

仕事には就けない。実家には帰りたくない。お金が減るだけなのも虚しい。仕事のことから解放されない限り、ゆっくり腰を落ち着けて読書やゲームもできない。仮に仕事に就けたら、もう一生創作は書けなくなる。

社会の役に立ちたい(なければならない)気持ちと、自由に好きなことを楽しみたい気持ちと、無能な自分との板挟みがつらすぎる。

誰も深刻に捉えてくれない。いつもなんでも中途半端で雑に扱われる。

私を真の意味で救うというのなら殺すしかない。だから、誰も助けられないんだ。全部自分でやるしかない。自分は自分しか助けられない。

やっぱり死ぬのが正解だな。死ねば、私の貯金が家族のものになって生活に余裕が出る。最新の会員登録先やパスワードのまとめ、作って印刷しよう。

→ 死亡届が出されたら銀行口座が止められるらしい。現金化しておくか、家族の口座に振り込むしかなさそう。