本命に落ちた

ネリネ
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面接、本命に落ちた。落ちてしまった。

友人を巻き込んで練習や対策を頑張ったのに、顔向けできないよ。(友人は、もし落ちても責任を感じなくていいって言ってくれたけれど、やっぱり感じてしまう。)

何がダメなんだろう。なんでダメなんだろう。やっぱり1年半働けていないのが響いているのかな。スキルも、自分ひとりじゃ全然磨けないのがいけないのかな。

社会で役に立たないのなら、殺してくれたほうがマシだよ。

Word、Excel、Power Point……きっと、もう、誰もが普通に扱えて当然の基礎的な技術だけじゃあ、最低賃金のところでも採用してくれない時代なんだ。

何か、何か、私にできることは……周囲より少しだけ上手にできることは……

何もない、何も。

何も大成したことないし、極められたこともない。勉強しても基礎の時点で何でも飽きてしまうし、実務じゃないと身につかない傾向があると最近わかってきた。

昔、泣くほど課題をやってもクラスについていけなかったうえに、学校でも家でも毎日罵倒や暴言を受け続けて心が壊れた。これも影響していると思う。

というか、自分は大成しない人間だとわかっていながら、夢なんて抱かなければよかったんだ。退職前の環境の悪さ・新しい道を切り開くことへの興味を天秤にかけなければよかったんだ。大人しく苦しんでいるほうがまだマシだった。それで、そのまま心身を壊して自殺のほうがよかったと思う。

 

強くならなきゃダメだってわかってた。

でも、どうしても強くなれないから、代わりに優しさを身につけた。

もう悲しんだり、嫌な思いをしたりするのは私だけでいい、誰も傷ついてほしくないって、優しさ(応援する・気を遣う・自分を抑える・周囲の空気に過敏になる)に拍車がかかった。

でも……優しいだけだとますます生きづらくなる一方だった。優しいなんて、いいように利用されるだけなんだ。

もう優しさだけじゃ生きていけない。生きていけないんだよ。

今回は、きっと強くなれない私への罰が下ったんだ。

 

次に受けてみようと思っているところはあるけれど、実家に戻る必要がある。そしたら、確実にまた介護要員にされて自分の時間はなくなる。

もうどうしようもない。

そもそも愛犬が亡くなった時点で、この世に生きる理由なんてないのだから、理論上私はもう死んでいいんだ。

やるか、やらないか。

そう思っていたのに……急遽今週末に面接を受けることになった。審査に落ちるとばかり思っていたから油断してた。あと3日で対策しなきゃ。

いつも死にたいけれど、やらなきゃいけないことには過敏なの、本当にやめたい。