20年近くぶりに小学校の同級生が集まるイベントがあり私も参加した。久しく会っていない人ばかりだけど彼らはなんとなく覚えている顔をそのまま今の歳に置き換えたような姿をしていた。
弁当持参とのことで父が(いつもなら母なんだろうけど)弁当を作って持たせてくれた。Hくんが手伝ってくれたと言うので、会ったらお礼とイチゴを渡してほしいとイチゴが詰まったタッパーも持たされた。
山か博物館か忘れたけどバスに乗って別の所に行くらしい。列をつくっているとMちゃんとYちゃんが話しかけてきた。絵が上手かったMちゃんはケーキ屋、あまり勉強ができなかったはずのYちゃんは地質学者になったらしい。話によると転校したKちゃんも来ているという。彼女とは転校後も文通をしていたが中学卒業あたりで自然消滅したので会うのが少し気まずかった。
バスの記憶は曖昧で、キラキラ輝く珍しい塗料を使った壁の街並みを見た気がする。誰かがその塗料の解説をしていた。
博物館か何かの施設も曖昧、ただそこで起きた多くの人命を失った数々の事故の様子を映像で見せられてとても嫌な思いをしたのは覚えている。
森の中のひらけた場所で昼食をとる。男は男同士で、女は女で集まっていた。私は男グループに近づき父から預かったイチゴを渡すべくHくんを探すが見つからない。Oくんに声をかけられたのでHくんに渡すようイチゴを預けた。Oくんは車掌になりたかったが学力が足りず工場で働いているらしい、Hくんはお父さんが自衛官だったので同じく自衛隊に入ったそうだ。
女の子グループに戻ってくると今の私は何の仕事をしているのかと尋ねられたのでゲーム会社に勤めていると答えた。そしたらMちゃんが「うちもゲーム作っている」と言う。おかしいな、ケーキ屋さんじゃなかったっけ? 「趣味で作っている、今もプレーしているでしょ」今? ああそういえば、これは全部ゲームだった。
そう思ったら急にドット絵のセーブ画面があらわれた。上から2番目のファイルにセーブした。1番上はすでにセーブファイルがあったから。なんか前も小学校のみんなと集まる夢を見た気がする。
その後はなんか物理的な揺れ(地震?)を感じて起きた。すぐ寝たら今度は森の王と呼ばれる人が女王と仲直りするにはどうしたらいいか相談される夢を見た。何か色々話した気がするけど古くて難しい言葉だったし覚えていない。結局、外でご飯でも食べながら考えようという話になったところで起きた。起きてすぐは「サイゼでいいかな…?」と寝ぼけたことを考えていた。