ばらの花

matcho
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いつからか、楽しくもないのに笑い、悲しいのに涙を流さないことが普通になった。

だって、笑っていたほうが人間関係は円滑に進むし、

悲しみに浸らずにいれば、つらい思いをしなくて済む。

処世術ってこういうことを言うのだろうか。楽に生きるための手段。

でも、それをずっと続けていたら、何が楽しくて悲しいのか、よくわからなくなってしまったような気がする。

鈍感はいい面もあるけれど、繊細でいるからこそ彩られる景色もある。

こんな風に自分の死にかけた感情を憐れむとき、

頭の中では、くるりの「ばらの花」が流れてる。

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ。

@matcho
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