買ってよかったもののはなし-2024年1月〜6月

篠原あいり
·
公開:2024/6/17
  1. ほぼ日手帳と黄金の顔のカバー

    糸井重里の言うことや考え方が本当に嫌いで、Twitterもたしかアカウントをブロックしているくらいなんだけど、それはそうとして残念ながらほぼ日の作るものは好きで、書籍も何冊か持っているのでマジでどうにかしてくれと常に思っている。ほぼ日手帳だって学生時代ずっと愛用していて、でも糸井重里が嫌すぎて社会人になってから手帳そのものを使うのをやめてしまった。でも今年に入ってからアナログで日記をつけたくなったのと、iPhoneで予定を確認する動作のセクシーじゃなさに嫌気が差したので、手帳を買うことにした。いろいろ探してみて、やっぱりほぼ日手帳の使い勝手のよさには勝てない、といろいろ諦めてほぼ日手帳を買うことにした。学生時代はずっと、美しさに魅了されてARTS&SCIENCEがディレクションしたPlannerを使っていたので、今回もそれを選んだ。美しいPlannerなのでカバーはいらないかな、と思っていたけど、ほぼ日のサイトを眺めていたら、わたしの大大大好きな岡本太郎の大大大好きな太陽の塔モチーフのカバーがあるじゃないか!と、気づいたらカバーも注文していた。金ピカの、未来を表す黄金の顔。未来の予定を書くための手帳にピッタリだ。栞が2本ついているのも嬉しいし、ペンを抜かないと手帳が開けない仕様になっているのもありがたい。学生時代、カバーなしで手帳を使っていたので、いつのまにかページが開いてぐしゃぐしゃになるということがままあったのだった。ペンはせっかくなので、金ピカのものを選んだ。手帳用の短いやつ。かわいい。やはり文房具は使っていてテンションが上がるものでないといけない。テンションが上がるおかげで、わたしのような三日坊主でも、毎日ちゃんと日記をつけられている。

  2. tukifuneさんのマニーケースとボトルオープナー

    長年、がま口の大きな財布を愛用していて、いろんな人に褒めてもらえるものだから大きくて邪魔だなあとか思いつつも替えられずにいたんだけど、ちょっとそこまで、という時にも大きいバッグでないと出かけられないことが嫌になり、意を決してうんと小さい財布にしてみた。tukifuneさんの作品・マニーケースの黒。つけているAirTagからもその小ささが伝わるかと思う。手にした瞬間に想像以上の小ささに慄いてしまった。でもまあ、今日日キャッシュレス決済がメインの支払い方法だし、そんなに現金を持ち歩かなくてもいいのか、と思いつつお札と小銭とカードを収納したところ、意外と入るので驚いた。すべすべしたやわらかい革が程よく伸びるので、窮屈感なく使える。仕切りが透明なので小銭がパッと把握できるのも嬉しい。カードは3枚ほど入れられる。これを機にカードを整理して、ポイントカードの類はアプリに集約することもできた。tukifuneさんの作品は他に、キーリングを愛用していて、それもたいへん美しいので気に入っている。財布と同時期くらいに、非常時用に鳴らせるホイッスルと、いつでも瓶ビールが飲める栓抜きも購入した。友達と神戸で遊んだとき、瓶ビールを飲みながら海を眺める遊びをしたけど、気持ちよすぎたので酒飲みはみんな栓抜きを持ち歩くべきだと思った。マニーケースには保険証を入れているので、近所の歯医者に行くときなんかはそれと診察券、キーリングとiPhoneを持つだけで出かけられて、すごくすごく身軽でうれしい。

  3. mimi33のフープピアス

    ある日、指輪やネックレスはしているのにピアスだけ着け忘れて出かけてしまって、そのアンバランスさに落ち着かなくて仕方がなかった。その日の自分の頭の中にあった「シルバーで太くて大きめのフープピアスが3000円台で買えたらいいな」という理想が本当に叶うのか?いや、さすがに全部は叶わないよな……と思いつつ、mimi33に適当に入ってまさかの30秒でまさしくドンピシャのピアスを見つけて笑ってしまった。公式サイトの着用写真はなんか小さい気がする。もう少し大ぶりでかわいいのだ。30秒で見つけて購入まで1分かからなかった割に、めっちゃくちゃ気に入っていて、最近はもうこれしか着けていない。ずっとこういうのが欲しかったというのもあるけど、着けているとなんだかすごくしっくりくるのだ。わたしの顔や雰囲気に合っているし、服のテイストにも調和する。ずっと持っていなかったのが不思議なくらい。1ヶ月のうち9割はこのピアスしか着けていないので、あんなに、あんなに売れるほど集めていた他のピアスも、すごく思い入れのあるもの以外は処分してしまった。あの日ピアスを着け忘れずにmimi33でフープピアスを買わなかったら、ずーっとダラダラとさまざまなピアスを集めまくる生活を続けていたと思う。財布もそうだけど、思い切りが大事な場面というのはあるんだな。

  4. 仕事用のメガネと東レのメガネ拭き

    外出用の、視力が1.0以上出るメガネで仕事をしていたらものすごい頭痛に襲われるようになったので、パソコンをいじれるくらいの距離でちょうどピントの合う、0.6〜0.7程度だけ視力が出るメガネを作った。パソコンと向き合うのに、遠くまで見える必要なんてないとどうしてもっと早く気づかなかったんだろう!?なんでもっと早くこのメガネを作らなかったんだろう!?と悔しくなるくらい快適で、顎まで痛みが走るような頭痛はこのメガネを使うようになってから起きていない。メガネを新調するのと一緒に、メガネ拭きも買った。小学生の頃からメガネユーザーなのに、メガネ屋でメガネを買った時についてくるへラッヘラのしょうもないメガネ拭きしか使ってこなかった。メガネ拭きなんてどれも同じだろうと思っていたからだ。しかし、帝人か東レのメガネ拭きがいいよ、レンズがなくなったかと思うくらい綺麗になるよ、と以前同僚が言っていたのを思い出して、東レのメガネ拭き・トレシーの見た目が気に入ったので試してみることにした。うっかりついてしまった指紋や油汚れ、ファンデーションや謎のカピカピの汚れが嘘のように綺麗に取れるし、拭けば拭くほど汚れが伸びたり繊維の跡がついて余計に汚くなる、ということが皆無だ。トレシーで拭いたあとのメガネは、同僚の言うとおり、レンズのない世界を見ているかと錯覚するくらい、綺麗なレンズになる。2枚セットなので、自宅用と外出用にできるところも嬉しい。今後はメガネを買うのとメガネ拭きを買うのはセットということにしなければ。

  5. ロージーローザのメイクフィックスパフ

    ずっと、フィックスミストをかけた後は適当なメイクスポンジでおさえていたんだけど、フィックスミストの後におさえる専用のパフがロージーローザから出ていると知って即購入した。vimBEAUTYのキープコンフィデンスミストを使っていて、メイクスポンジでおさえるだけでかなりモチが良くなるのがかなり気に入っていたので、じゃあロージーローザのパフを使ったらどうなってしまうんだ……と怯えながら使ってみたら、もう仕上がりの美しさから段違いで笑ってしまった。わたしはリキッドファンデの後と、パウダーの後の計2回ミストをふりかけるんだけど、その都度このパフでおさえると肌がスッべスベのもっちもちになるし、フィルターでもかけましたか?という肌になれる。先日も化粧をして酷暑の中を長時間歩いたが、汗にも脂にもビクともしなかった。vimとロージーローザのパフの相性は最高だし最強。もうこれ無しではメイクできないどころか生きていけないと思う。パフはフィックスミスト以外にも、ファンデーション用やパウダー用として使えるのも心強いし、洗って何度でも使えるのも本当に嬉しい。ロージーローザに足を向けて寝られない。

  6. lotiのワンショルダークロワッサンバッグ

    大好きPAL CLOSETの公式Youtubeチャンネルを観ていたら、スタッフの方がmysticはlotiのワンショルダーバッグを使っているのを紹介していて、あまりのかわいさと収納力の良さに惚れて購入。

    バッグ本体のかわいさも去ることながら、ベルト部分の金具がくにゃっとしていてめっちゃくちゃキュート!生地もすべすべしていて、使っていてストレスがないところがお気に入り。合皮だけど、いかにもな安っぽさは感じない。

    そして何より見た目に反して収納力が高いところが素晴らしい!IPhone、ポケットティッシュ、サングラス、ポーチ各種、ハンカチ、財布……などがぜんぶ入る。財布を小さくしたのも関係あるだろうけど、この写真くらい物が入るので、荷物が多い人でも安心。特にこの暑い時期はポータブル扇風機や飲み物、日傘などで荷物が多くなるのでこの収納力はありがたい。強いて言えば、内ポケットがもう一つついていればもう言うことなしなのに!と思うけど、今でも充分使いやすいので嬉しい。バッグもあれこれ使い分けるタイプだったけど最近はもう迷ったらこれ。斜め掛けできて両手が空くのも非常にポイントが高い。ナイロンのバージョンもあって、そっちは白がかわいいな〜。

  7. 中川政七商店の金鳥の風呂敷

    でかくてかわいい風呂敷。それだけ。タペストリー用の棒賃貸でも壁に貼れるフックで飾っている。風呂敷やスカーフは他にも持っているので季節ごとに変えたいな〜。

  8. ライカゾフォート2

カメラが漠然と欲しくなり、カメラを買うなら見た目は断然ライカが好みだからそうしたいけど、ライカの機能はわたしにはオーバースペックだし高すぎる、もっとおもちゃみたいなカメラがほしい、なんならチェキがほしいけど好みの見た目のものがない、と思いながらライカの公式サイトを眺めていたところ、1桁万円で買える真っ赤なカメラを発見した。ひと昔前に流行ったトイカメラのような画質で撮れるうえに、チェキとしての機能もあり、その他フィルターも付属、ホワイトバランスも設定でき、マクロモードで撮ることもできるので意外と遊べる。おもちゃとして考えると高いけど、まさにわたしの求めていたものだったので、少し考えてから買った。このブログの画像は、ゾフォート単体とこのケースに入った写真以外はすべてカメラで撮ったものだ。

ゾフォートには落としたら発狂しかねないのでリストストラップと、失くしたら泣くどころでは済まないのでAirTagをつけた。カメラケースは中が赤色のスエードのところが気に入って買ったはいいがカメラを入れると肝心の蓋が閉まらないので、お弁当のバンドで留めている。

写真はチェキとして印刷したデータだけ、アプリを通してスマートフォンに送れる仕組み。チェキとして印刷したデータにはこのように日付を刻印することもできる。

ライカ用のフィルム以外に、富士フィルムのチェキフィルムとも互換性があるのでわたしはそっちを使っている。友達と写真を撮ったりしたときにその場で印刷してプレゼントできるのが本当に楽しい。microSDカードを入れればパソコンに撮った写真を取り込むこともできる。さすがに撮った写真すべてをチェキで印刷して画像をiPhoneに送信しているとお金がいくらあっても足りないので、わたしはパソコンで取り込んで、instagramに載せたいもののみAirDropでiPhoneに送っている。

あたたかい色味のフィルターとソフトフォーカス効果のあるフィルターをかけてこういう雰囲気の写真も撮れる。これは先日譲り受けたGUCCIのイヤー型のイヤーカフ。金色の唇がモチーフとしてついている口紅とすごく合うので気に入っている。

先述したとおりホワイトバランスもいじれるので、屋外の自然光でこんな写真も撮れる。シャッターを切って撮れたものを確認して次撮れるようになるまで結構もたもたとする印象があるので、シャッターチャンスを狙うためのカメラではなく、あくまでゆっくりじっくり被写体と向き合いたい人におすすめの機体だと思う。わたしはそういうカメラが欲しかったから本当に嬉しい。あまり「写らない」カメラが欲しかったというのもあって、余計に。しっかり撮りたいならiPhoneで充分だし。9月に旅行をする予定があるので、その時までにカメラの練習をしておきたいな〜。

あ〜〜〜〜〜〜〜買い物ってたのし〜〜〜〜〜〜〜

@matsugemoyasu
派手歌人 京都在住の獅子座の女 あだ名はラブリー たわむれチャーミング vir.jp/matsugemoyasu