「医者になってクリニック継がない?」
これまで30年近く全く医療に縁はありませんでしたが、義理の父に提案され“面白そう”と感じ再受験を決めました。
半年間受験の準備(既存業務の引き継ぎなど)を行い、2023年4月から予備校に通い始めました。
最短での合格と不合格リスクを考えて国公立は受けず私立に絞りました。2024年1-2月の受験で7校一次試験突破し、最終的に関西の私立医学部の入学を決めました。一年弱のコミットで合格確定は嬉しい。
以下備忘録と今後も勉強頑張るぞという気持ちを込めて受験生活の振り返りレポ。同じように再受験考えている人の参考になったら嬉しいな。
●勉強時間と内容
基本予備校(講義8:30-15:45、自習16:00-21:00)
毎週1教科確認テスト
毎月大学別模試
目標1日12時間机に、10時間勉強でOKライン、土日も自習室やカフェで自習
初学者向け参考書で基礎/暗記を進める、予備校は演習中心
講義では1番前の席に座り、講義中は集中力を切らさないように
講義後は先生に積極的に質問
自宅や通学途中は積極的にWebサイトやYouTubeなどで各教科・単元の予習復習
特に数3・化学・物理はYouTubeで基礎固めを行っていた、動画内の問題はスクショを撮って自分で再度解くなど
●教材(予備校テキスト以外)
数学
10日で完成数学1A・2Bシリーズ
英語
最頻出フレーズ(文法/イディオム)
ユメタン・ユメジュク
シス単
化学
宇宙一わかりやすいシリーズ
物理
宇宙一わかりやすいシリーズ
チャート物理
赤本
国福/愛知/帝京/杏林/東海/福岡/兵庫/川崎/東邦の過去3-10年分
赤本で解法が身についていない・暗記が甘い箇所を洗い出し、受験本番まで埋めていく
●受験に対する意識
・ゴールは一次試験にて60-70%の点数確保、80%以上は必要ない
・出題範囲は限られているので1月までに標準問題を反復し、解けるように
・時間は限られており、週次、月次での目標設定と見直しを行いペースを作る
●気付き/感想
夏季の数学基礎(ベクトル/二次曲線など)単元ごとの選択講義が非常に有効であった、取ってよかった
結局一番成績が伸びたのは12月末〜1月中旬、それまでは自分が模試や過去問で6割を超えるのは想像できなかった
特に化学物理は徐々に解法の引き出しが増え知識も体系的に繋がりを持って定着するので、一度伸び悩みを突破すると得点源になる
毎日講義に出て、放課後は自習して、毎月の模試に向けて定着していない解法、暗記事項を復習する…本当にそれの繰り返ししかやることはない
基本的に教材もノートもプリントも全てiPadに入れていた。教材持ち歩かなくて良い、教材持っていくことを忘れることがない、わからないことはすぐに検索して関連事項も含めて復習できる、暗記カードや復習カードをすぐに作れる、プリンターでコピーしなくて良いなど、時間短縮と効率的な復習に大きく貢献した
●二次面接対策
予備校開催のものに参加。
各大学の建学の精神や特色、過去の実況中継のまとめプリントが試験当日の面接前に役に立った
改めて文章に起こしてみると全くコツ的なものは無く、ただひたすら予習復習演習を1年間継続的にループするだけだった。
また二次面接は5つ受けたが再受験だからといって高圧的な面接はどこも無かった。ただサラリーマン時代何したか深掘りされるので偽りなく上手く志望動機に触れつつ答える準備は必要。
その他気になることや聞きたいことあればコメントなどで是非🤲