先輩がダンスのレッスンの動画を送ってくれた。それがとても、いい~。ダンスというか、即興の動きというか。
岸政彦先生も書いてたけど、人間、生まれた時から決まってるよねという話。音楽、ダンス、スポーツ、科学、文学、などなど。
自分は「見たもの、感じたものを画像や文字などの二次元で表現する」に特化していると思う。人前で話すとか、演奏するとか、踊るとか、そういったことでは自分の芯が外に繋がる回路が開かない。
生まれた時から決まってるものは、やる前からできる気まんまんだった。小学校の卒業文集には世界中を飛び回って人を撮るカメラマンになりますと書いているし、文章は自分の中であまりに自然な手段で小説を書くという発想にすらこの年齢になるまで至らなかった。
そして、ダンスにおいても上手いからいいわけではないというのが映像を見ると実感できる。芸術の難しさよ。私の勤務先にもダンス部があり、その映像が本当に好きなので貼ります。
https://youtu.be/FaZiNzWUEB8?feature=shared
ううー、いい、この雰囲気。意識と無意識の境目を取って来る表現が私はすごく好きなのです。心と体に矛盾が無い、動き。上手くなると消えてしまうものかもしれない。でも、先日の川上弘美の小説みたいにそれを両立する奇跡もある。勤務先に触発されて私も体を通した表現をやってみたいと思い始めています。
今日は大人数を撮影し人の意識に揉まれて疲れてたけど、夕方から犬が一匹参加してその子にたいへん助けられた。人間の意識には色がつきすぎていてあんなに無垢でいられない。こんな絵が残されていたから、どんなに素敵な子だったか分かるでしょう?