小倉の駅ナカ古本市へ。昨年行ってとても楽しかったので今年もお出かけすることに。
ゴールデンウイークに突入し特急は満席。駅員に注意されても指定席に居座って動かない女性がいていきなり不穏な雰囲気。大人しく真面目な服装と雰囲気なのがまた怖かった(外国の方でもろうあの方でもなかった)。人出が多いと色々な人が混ざっているということか。
西小倉で降り、予約していたルポンドフェールで昼食をとる。小さな感じのいいフレンチのお店。往年のオーバカナルのような雰囲気があり私もまぐおさん(夫)も気に入っているのだ。
パナシェ。昼からしゅわしゅわ、たまらん、な一方、連休で店員さんが気の毒になるくらい大混雑。この状態、あと3人はバイトいるよな、、、お皿洗ってあげたいよな、、、と思いつつせめて売り上げに貢献といつもより一杯多く飲みました。
店を出ると早くも夏の湿気を含んだ空気がまとわりつく。酔いが回りふわんふわんな足取りで古本市へ。各店舗のブースそれぞれ個性的で、何周しても時間が吸い込まれていくブラックホールのような空間。
アラーキーと岡崎京子の対談が載ったプリンツ21(なつかしい!)、川上弘美の書評集(ぶ厚い!)、雨宮処凛(貧困について)、坂口恭平(お金について)、クウネルのバックナンバー(なんだかんだ20代一人ぐらしの頃の心の支え)を購入、合計2,000円ほど。
アミュプラザでzineのイベントもやってたので覗いたけど、何かを訴えたい!と感じる心にひびくものは無かったかな。本を糸に吊っている展示の仕方もちょっと引っかかった。吊らないでください、本を、、、と本好きな私は思ってしまうのだった。全体的に「グッズ」って感じがしました。
モノをたくさん見るとエネルギーを消耗する。お茶しよう、とダメ元で覗いたOCMがなんと座れてラッキー。しかしやはり店員さんはもう一言もお愛想が言えない、という状況。お疲れ様です。
人ごみを泳いで狩猟に出かけたような日だった。明日は家でゆっくり本を読んでご飯を食べたい。