一人でむかっていく

松下とも子
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家族撮影で郊外の神社へ。GWは必ず一日雨、なジンクスのある博多、気をもんでいましたが見事な晴天でした。

そんな「持ってる」ご家族だけあって、まぶしいくらい素敵な人たち。神社の大きなクスノキもあたたかく見守ってくれているみたい。記念日に立ち会わせていただいて本当にうれしく光栄でした。

なんか、自分で出張撮影サービスなんか立ち上げといて何言ってるんだって感じなのですが、知らん人がこんなふうに写真頼んでくれるなんて信じられんよね。いいのか!?って思う。いっこいっこ、ありがたいです。

撮影に行くまでの道すがらは今でも緊張する。カメラバッグをぎゅっとかかえてあー、この孤独を分かってくれるのお前だけ(カメラに話しかけています)、、、ってなる。カメラマンってみんなそうなんですかね。どうなんでしょう。

私の写真は、「な~んか普通だね」って言われることもあり(今思えば言ってきた人、全員意地悪だったな。そんな人うてあいたくないけんいいや。)、それで自信をなくすこともあったのですが、もう自分にできることをやるしかないなって思います。自分の写真、好きだしね。

終わったらここでランチを食べるぞ!って決めていた店で一人お疲れ会をやって、帰宅、現像。

現像メモ。私、メモやノートが取れない脳の病気なんですが、よく進学とか就職できたな~。コールセンターとか絶対無理です。なんか、我ながら色々よくがんばってると思う。いい一日だったな。

@matsutomo
福岡で写真と文筆をやってます。 ★ほとりスタジオ www.hotori-std.com ★第54回九州芸術祭文学賞 佳作受賞kyubunkyo.jp/archives/1158 ©2024松下とも子