キモチヨクなれ

松下とも子
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昨日はもわっと湿っぽかったが今日はひんやりする。家でLight roomの研究、練習。「アナログの現像、プリントを経験している人はraw現像も上手くなりますよ」とある写真家が言っていたのを真に受けて取り組んでおります。

ひとまずレンズ補正、トリミング、露出、コントラスト、粒子の調整、この最低限の作業が早くできるようになることと、自分なりの色出しを見つけたい。

先日のロケハンより。まだいまひとつ、ピンときいひんな、、、。PC作業って身体がキモチヨクないのよね~。

息抜きに古本市で買ってきた「お金の学校」坂口恭平を読む。

立ちんぼと思ってたおばちゃんとホテルに行ったらお金をもらった上(おばちゃんはただセックスしたかっただけで、五千円でどう?は五千円払うからどう?の意味だった)、宝くじ売り場で働き宇宙の法則を知ったおばちゃんのナンバーズ攻略法を聞かされる下りがそこらの小説より面白かった!!坂口さんの現実、面白すぎる、完敗、爆笑。

あー、まじで、ちんまい頭で小説のこととか考えてんのばからしくなるな。私、審査員に「話が偶然に頼りすぎている」って言われたけど、現実って小説なんかより果てしないんよ(現に坂口さんのこのエピソード!)。自分の面白さを小説が越えるようにするのたいへん。

だからなのか、あんまりスピリチュアルにもはまらない。奇跡!ご縁!とか騒いでることも、まー、そういうこともあるんやない?て思ってしまう。

何の本かと思われるでしょうが、とにかく気持ち良いことをしないと経済の流れが起きないということを一貫して書いてあります。私も気持ちよく写真続けたい。試行錯誤中です。

@matsutomo
福岡で写真と文筆をやってます。 ★ほとりスタジオ www.hotori-std.com ★第54回九州芸術祭文学賞 佳作受賞kyubunkyo.jp/archives/1158 ©2024松下とも子