大量のものを処分しないといけない状況がいつか訪れる

maya9
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介護施設に入ることになる高齢者から、家の中の物を片付けるように頼まれているのだけれど、わりと片づいている家なのにもかかわらず、実際に手をつけてはじめてみたらその物量に気が遠くなりそう。この調子では、うちの親の片付けが発生した暁には、あまりの物量に気が遠くなるどころか三度くらい失神してしまうのでないか。できれば親には今から片付けをしてほしい。でも多分無理。

最近はすっかり恐ろしくなって、自分の持ち物ももっと減らしたほうがよいのではないかという気持ちが日増しに強くなる。

そして一部の人の間で価値のあるとされるものが大量に捨てられていたり、二束三文で売られているのを見た赤の他人のどこかの誰かが「価値のわからない家族が処分した(=もったいない)」というようなことをSNSに書いているのを目にしたときの、イラッとする度合いが高まった。まあ、その手の発言には以前からイラッとはしていて、もっとも見たくない文章は「メルカリで/ヤフオクで売ればいいのに」である。然るべき価値があるなら、所有者がのちの算段をつけておいて、引取先等の指示を残しておくべきだし、時間や空間や金銭的な問題でさっさと処分しないといけない事情があるから家族は(あるいは本人みずからが)ゴミに出したり、まとめて引き取ってもらったりしているのである。もし私がそんなことを言われたなら、「タダでやるから、今すぐに全部引き取りに来てお前が売れ」と返すだろうし、実際に義父の引っ越しの時にも「こういうの売れるのになあ」と言った人には「じゃあ産廃が来る前に持っていってあなたが売ってちょうだいよ」と伝えたことがある。でも結局その売れるかもしれないものは産廃業者のトラックに積まれることになったのだった。

@maya9
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