ネットに書くこと書かないこと

maya9
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電脳世界のあちらこちらに落書きするように、いろんなことを書き散らしたり写真をあげたりしてるけど、その一方で一切書かないこと、よくわからないようなボヤッとした形でしか触れないことは山のようにある。

たとえば自分以外の人に関する話は、書いてもいいかなという内容と絶対に書かない話の線引きが各自に対してきっちり決まっている。自分のことでも、仕事に関する話については基本的には書いてない。たまに宣伝する場合があったり、どうでもいいエピソードにふわっと触れたりすることはある。仕事で行ったことと私用で行ったことをマッシュアップすることもあるし、時系列を入れ替えたりすることもある。嘘は書かないけど、限りなく誤解を招く真実というのはあるかもしれない。そのほか、どこかに書いておこうと思いながら忘れちゃった話、まとめるのがめんどうで放置してる話題もたくさんある。

私だけではなく、大抵の人がそうだと思う。

なので、たまに目にする意見でよくわからないのが、ネットで政治や社会問題について話さない人が政治や社会問題について興味のない人として非難されがちなことだ。もちろん、まるで興味ない人もいるだろうけど、リアルでそういうことにどっぷり関与してるのでネットでは明るい話しか見たくないという人もいるんじゃないのかなあ。

私も最近は、あえてネットで政治や社会問題について頻繁に発信しないようにしていて、それは私の場合、簡単に発信したり他人の意見をシェアしたりしてるだけなのに何かすごく社会に貢献したような気分になってるのではという(特にTwitterをやってた時の)反省があるから。

ちなみにそういうSNSなどの手軽な手段で大きく貢献した気分になることを、スラックティビズム(Slacktivism)という。スラックティビストになるのは嫌なので、まずは小さなことでもいいから行動を先にするよう心がけているところ。

@maya9
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