私は大学1年生の時に、小学校の同級生に告白されたことがある。
私からは好意は寄せておらず、向こうが私に好意を寄せてくれているのはヒシヒシと感じていた。(小学生の時は全く興味を持たれていなかったはずなのに、大学生になって再会してなぜか急に好意を寄せられたのだった)
確か夜の公園に呼び出されて、そういう雰囲気になったと思う。
ストレートに好意を伝えられるのではなく、ちょっと遠回りなやりとりだった。
「好きな人がいる」
と言われ
「へぇ、そうなんや、誰?学校の人?」
なんて白々しい返事をした気がする。
彼に「〇〇さん(私)がよく知ってる人だよ」
なんて言われ(あーはいはい、私ってことですよね)と思いながら、私は心の中で
(私は自分のことが一番分かんないんだけど)
と毒づいたのを強く覚えている。
そしてその会話の流れで相手が私であることが分かって(いやまあ最初から分かってましたけど!!)そっくりそのまま伝えちゃった気がする。
なんて可愛げのない女なんだろう……
彼は今どこで何してるだろうか。
幸せになっているかな、元気にしてるといいな。
男の人ってSNSをやらない人は全然やらないので、何してるのかなぁと気になる人をFacebookで調べても出てこなかったり(そもそも、もうやってる人少ないでしょうね)、出てきても全然更新してないことがほとんど。
せめて生存確認だけでもさせてほしいというのは自分勝手なエゴかもしれない。
そんなこんなで、私は今でも自分のことはわかっているようでわかっていない部分がまだまだあると最近も気づいたことがあった。
几帳面と言われるA型だけど、私はまあまあズボラだし、面倒くさがり。
完璧主義なんて言葉は全く似合わないと思っていたけれど、ふと「自分のやり方と違うやり方」に対して、ものすごくストレスを感じている自分に気がついた。
もちろん、許容範囲だってある(はず)なのだが、それでも(なんなんだこのやり方は……)とイラッとしてしまうことが多い。
こういう部分で、ある意味、完璧主義な自分がいる事に最近ようやく気がついた。
おおらかじゃないといえばそれまでなのだが、私に足りない部分を少しずつでも改善できたらと思う。
おおらかな心を持ちたい。
寛容になりたい。
………………うーん。
関西人だからやっぱり無理かも(主語でか)