11月の３連休に、小3の娘と一緒に日光へ行った。
お目当ては日光東照宮。娘が最近、歴史にドキリというNHK for Schoolの番組を見始めて、徳川家康に興味を持ったからだ（でも昨日聞いてみたら、一番好きなのは織田信長だって言ってたw）。
私の目的は実は「紅葉」だったのだけど、せっかくなら娘のなかの旬のスポットに行くのがいいと思い、「じゃあ日光だ」と突然思い立ったわけだ。こういうことをよくやる。娘が宇宙に興味を持ったらプラネタリウムを見に行くとか、体の仕組みに疑問を持ったら、それをテーマにした展示を見に行くとか。
娘は今、習い事をしていない。2年以上続けたスイミングで挫折をして以来、習い事に全く興味を示さなくなってしまったからだ。それはそれでいいかなぁと思っている。代わりに週末、できる限りいろいろなところへ出かけたり、体験したりすることができるのだから。まぁ、習い事以上にお金がかかることが多い気がするのけれど・・・。
そして何より、ひとりっ子&ひとり親であるがために、こうやって娘の興味に合わせて、誰にお伺いを立てるわけでもなく思うがままに予定が立てられる。お友だちが持っているものを持っていないという寂しさを娘は抱えているかもしれないが、むしろ逆手に取って、この状況を私たちの強みに変えていけると私は思う。
日光に行く前日や当日の電車の中、娘は「超ビジュアル! 歴史人物伝 徳川家康」や「名探偵コナン推理ファイル 江戸の謎」を読みながら楽しみにしていた。東照宮では、一生懸命に展示物の解説を読んでいたし、帰ってきた後も学校の図書室で戦国時代の本を見つけて喜んで借りてきていた。
歴史に全く興味がなかった私も、娘に触発されてちょっと歴史を勉強するようになった。こうして親子で楽しく学べたことが本当にいい経験だった。