しずか、おだやか、は、おそらく私からは縁遠い表現だと思う。本当はそう思われたいし、そう願っているが、人生がそれを許してくれず、私の人生はなぜかせわしなく、はげしい。しずかだった時があるだろうかと、ふと思いを巡らせてみる。幼少期、北海道の母方の祖父母の家で夜寝ていたがふと目を覚ますと家族がいなかった。暗く外に雪が降っているのを、窓から眺めて静かで一人ぼっちで泣いていたのを思い出す。あとは今思うに、こうやって文章をだらっと書いている時は、心はしずかだと思う。文章の内容にもよるかもしれないが…。mazco