色々あって(とても自然な導入☆)怪我した月坂紗由を保健室で介抱する岬珊瑚!左手薬指に絆創膏を貼ろうとする珊瑚に対し、紗由の放った言葉は……
ひっ
(この状況、まるで、ここここれ、ぷ、ぷ)
あん なによ? 動かないでっていって……
いやだって、まさか、このシチュエーション…
あーもう!言いたいことあるならはっきり言いなさいよ!
その…ぷ プロポーズみたいだな…とか、思って…
(!!!!!)
ハぁ!!?ちょ、ちょちょちょっと待ちなさいアンタ珊瑚で変なコト想像してるんじゃないでしょうね!!!??このヘンタイ妄想ポエム猿!!!
痛っったぁ!誰が猿よ!!!あんただって意識して顔まっかじゃない!!!だいたい――
ちょっとあなた達!保健室では静かにしなさい!今日は柊さん寝てるんだから…!
すみません
すみません
…パタン
(…はーっ、アンタのせいで怒られたじゃないのよっ… 心配してのこのこついてった珊瑚がバカだったわ…)
(私1人じゃ貼れなかったから!仕方なく頼んだだけなんだから…!)
((…はず、なのに…))
(あいつの手、細くてさらさらして気持ちよかった…)
(へ、変な声でちゃったじゃない……聞こえてない、わよね……うん、大丈夫、ダイジョウブ…!)
やれやれ、他所でやれ…