地元から帰って来てから、また帰りたいと全く思っていない事に自分でも驚きを隠せない。少し前の地元ならまた帰りたい!ってなってたんだけど。。自分の中の地元愛が減ったのは確か。とても残念な出来事。
ちょっとお店や街や人の雰囲気に対して色々どうかと思った事が原因だろうと思い、使った飲食店の口コミ見たらやはり、、という感じ。旅行者の方が聞こえるように悪口言われたとか、2度と来たくないとか。かたや常連と予想される人が星五つつけている。。昔は職人の街らしく、それぞれの分野のプロフェッショナルが集まっていた印象。今も勿論そういう方も居るんだろうけど、最低限のクオリティの担保や修行したとかバックグラウンドなく名乗ったもん勝ちでやってるお店や人も増えているのかなと思ったりした。
ほどほどに観光地化した事で何もしなくてもお客さんが入り、さらに内輪のお客さんもいるからか料理の質やサービスの質、センスを上げる努力をしない。地方は都会ほど競争しなくてもいいから名乗ったもん勝ちの殿様商売でなんとかなるのかもしれんけど、それで謙虚さを失いゆっくり衰退して行くなら東京で揉まれて必死に努力していた方が自分には合うなあと感じるなど。
この気持ちの変化は自分にとって本当に大きい。少し前までは「おもてなし」文化は地元の代名詞だったけど、今回は全く感じなかった。なんか人が、文化が変わった感じ。あの頃の地元に戻ってほしいなあと心底思ってたりする。これが歳をとって、地元と疎遠になっていくという事なのかな。そう思うとやっぱり寂しい。