千冬とタケミチ

契(ちぎり)
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展のネタバレ含みます

相棒推しの人間が思ったこと

記憶で語ってるところもあるので後でちゃんと書き直すよ

最初は愕然としたんですよ

唯一ショックだった点(2つ目はシクレボイスの真一郎のマイキー呼びだった件 マイキー呼びって今まであったか…?というところで)

だったんだけど、1日ちょっとで腑に落ちたのでパッションのままに書きなぐることにした。

とりあえずこの件をショックでさ……とまず第三者である家族に話せたことがよかった

「元々この二人って、そういうかんじじゃないように見えるもんね」「でもそうなる(唯一無二の親友)とも言えるよね」のような相槌があってはっとした。

そもそもこのふたり、に限らずタケミチはほとんどの人間との縁を切って、出会いすらしないのが最初の1周目。これは千冬に限らない。

2周目以降、悲劇を経て(ばじさんの東卍離脱から、血ハロを経た死)になってしまうが、奇しくもその過程で出会う(というより千冬がタケミチに目をつける)ことになったのが相棒組のはじまりだった。

例えば1周目が、今回の最終軸のような世界だったら。

あるいは、2周目で悲劇が起こらず、千冬と出会う(千冬と相棒の間柄になるくらい接点が生まれる)ことがない世界だったら。

ふたりは親友(相棒)になることはなかった。

山岸の黒板から行くと、総長代理と壱番隊 副隊長のふたりにほとんど接点はない。そりゃそうだ。でも仲が良いとある。学校も違うのに。

おそらく記憶はこの時点で保持されてるように見える。

タケミチから稀咲に対して相棒!って言ってるのは千冬から言ってもらったことの裏返しだと思えるので、それだけ強く心に残っていたことなんだと思う。

今回の世界線での役割・筋道

そして過去の後悔…あれだけ憎いと思っていた稀咲のことすら、分かり合いたかったと感じていたことからも(あとでちゃんと参考文献持ってきます)

幼少期のヒーローコンビのやり取りから、中学生時点での相棒~のやり取りは絶対必要なんすよね……自分がやられて嬉しかったこと、したかったことをそのまま返していて、稀咲がひねくれないためには(簡単に言うてますが要は恋心を募らせて暴走しないためにという意味です)彼を受け止めてくれるタケミチは必要というか、稀咲がお月様なら本当の意味で太陽なのがタケミチな訳だ。そして東卍で全国制覇するためにも稀咲は必要!なわけ。今回肩を並べるのは、マイキー・稀咲ではなく、「同い年」であるタケミチである必要がある。タケミチもそれを望んでいたわけだし、稀咲もたぶん「友達」が欲しかったんだろうなあというのはあのにやっと顔からもわかる。

あえて相棒という呼称をタケミチが取ったのは、それがあると思いました。千冬に向けてそんなに相棒って言ってた描写なかったと思うんだよな……。今度は自分が!ってのはあるよね。

性格上というのはあるし、物語が公開された順番が最終回→卍天黒だからとかいろいろあると思うけど(構想はいつからできたかわかんないのでなんも言えんが!!)

なぜ千冬だけ記憶を持っていて、というのは、「ずっと相棒のふたりといっぴき」に詰まっていると思います。そうなんだよな~~~~~~いや呼称はあくまでオマケだが、千冬の呼ぶ相棒呼び、千冬から向けられる相棒という言葉の受け取り方は、絶対特別だと思う。じゃなきゃ、最後に千冬がモノローグ担当はしないし、仲良くて…謎…なんで…?みたいに書かないから…周りから見て「ああこのふたりはあれこれこういう理由で仲が良いんだね」がわかる作りではなくて、(見ていれば分かるかもしれないが、はじまりが不明であることに意味がある気がする)

「ねえねえなんでお前ら仲良いの?いつ出会ってたの?」って言った時に、「なんでだろーねー!」って感じなのが多分千冬とタケミチ。(唯一わかるのが背景を知ってるマイキーくらい)

この外部の人間から見て「何故仲が良いの?」が味噌だと思います(2回目)

私は千冬が東卍よりもタケミチを選んだ(ように見える)幹部の時のあれそれ(証拠隠滅)や、

マイキー君のことを隠していた梵天の時のあれそれや、

互いに身勝手を乗り越えて(千冬はマイキー君のことを隠そうとしていたし、タケミチはひとりでマイキー君のことを解決しようとして、ある意味で千冬を突き放した)

最終局面に向かうふたりが大好きなので、

そのふたりが掴んだ未来が今だと思うから、

マイキー・タケミチというリープの輪にいない人間が

記憶を保持している意味について…

意義について…

いくらこじつけだったとしても、それを乗り越えられるだけの力があった2人と思っています

@me1teor1
ゆるく思考を書き溜めます 文章を書く練習もしていきます