セオドアというキャラクター

medaka
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Twitterで一次創作のアカウントを扱い始めてから、幾度となく自創作キャラについて、ああだこうだと語ってきた。だが、良くも悪くも呟きは流れて消えていくものである。

そこで、一度プロフィール整理してみようと思っている。静かなインターネットさんであれば、画像は貼れるし、追記もできるので、なかなか良いのではないだろうか。

今後続けていくのか、これっきりになるかは分からないが、とりあえず一番最初は看板キャラクターのセオドアについて書いてみようと思う。

彼の名前はセオドア。スペルは「Theodore」愛称はテディ(Teddy)イメージカラーは古びた金色。元人間であり、現天使(のようなもの)である。

彼の来歴は主に小説「それは蜘蛛の糸ではない( https://privatter.net/p/8737989)」で語られている。簡単にまとめると「元々は貧しく、宗教が根深い村の生まれの人間。戦争により教会が崩壊し、瓦礫に巻き込まれ死亡。その後、白い羽根と光輪と特殊能力(後述)をつけた状態で復活した」というもの。

特殊能力は主に二つ。一つは飛行能力であり、飛行に羽根を使用していない。もう一つはなんでも願いを叶える「奇跡」(だが、大幅に疲れる)

見た目と特殊能力から、セオドアは「自分は天使になった」→「人間を天使にできるのは神しかいない」→「神が自分を天使にしたのだ」と判断し、以後は天使と名乗っている。

しかしながら、彼は天使らしく神様を敬愛することはなく、むしろ隣に居たはずの妹を天使にせず、自分を生き残らせた神様を恨んでいる。

性格は一見ひねくれもの。どこで息継ぎをしているのかすら分からないマシンガントークで相手を煽り、嘲笑う。仲間内ではニケ・アスキスに突っかかることが多い。

が、元々熱心な宗教家である両親の代わりに妹の面倒を見ていたのもあり、面倒見がよく、特に少女にはかける言葉も肯定的なものが多い。その側面が良く出た小説が「モルヒネ(https://privatter.net/p/8995964)」「溢れる、詰まる(https://privatter.net/p/9435397)」「陽炎(https://privatter.net/p/10518812)」である。関わりたくないと思いながらも、無垢で子供っぽいキューピットの世話もよくしているのはこの辺りの根のお兄ちゃん気質が関係している。

勝負事で人を煽る時は「勝利が確定してから」という、非常に用心深い性格でもある。小説ではよく相手の瞳の奥まで覗き込むように、観察をしている描写が多い。

学ぶ場がなかったため、文字が全く読めなかったが、生前は妹に本を読み聞かせる為に独学で勉強をしていたことがある。天使になってからも親友のベケット(読書家、筆まめ)の影響で文字を勉強している。なお、天使になってからの方が環境が整っているため、段々簡単な字は読めるようになっていっている。(これに対して「無垢な天の使いであることを否定しているようだ」と親友のベケットはご満悦だが、これはまた別の話)

ベケットとは生前からの仲だが、生前はあまり交流が深くなく、天使になってから紆余曲折ありながら親友となった。(これも前述の「それは蜘蛛の糸ではない」にて詳しく書かれている)お互いに地獄まで道連れにすることを誓い合い、決して離れ離れにならないようにしている。

セオドアは現在片翼だが、両翼のうち片側を捥いでみようと誘ったのはベケット。その他、セオドアが腕に巻くリボンはベケットが巻いたものだったり、唯一彼を愛称で呼ぶのがベケットだったり、ベケットの存在はセオドアにとってとても大きい。

現時点ではこれくらいだろうか?また絵が増えたり、セオドアに変化が訪れたらそっと追記をしようと思う。