早速大変な年となってしまっている2024年ではあるものの、とりあえず自分は自分のできることをやって、祈り、そして普通に生活を送ろうと思っている。
ところで、実は芽高は毎年それなりに目標を立てるようにしている。達成率は五分五分であるものの、掲げた目標を年を越えて達成することも稀にある。つまり期限を延長することはままあるが、全く手つかずのまま終わることはあまりない。そのため、目標を立てることはそれなりに有用だと考えている。
そして目標はある程度宣言しておくのが良い。昨年まではほぼ誰も見ていない鍵垢で宣言していたので、誰かが見ているかはそこまで重要ではなく、書いて、いつでも読める状態にしておくというのが私にとっては重要らしい。というわけで、今年はここに書いてみようと思う。
今年の目標は、創作について、仕事について、趣味についてと、その他できたら嬉しい希望の大きく四つに分けようと思う。
まず創作について。特に絵についての目標なのだが、今年は「質感と遠近感」にこだわりたいと思っている。
因みに去年までの創作の目標は「好みの顔を安定して描く」である。これは一定のボーダーラインを超えたので目標達成とし、一応今後も維持のために努力はする。だがとりあえずある程度自分の好みの顔のバランスはつかめたので、ここから更に発展して、苦手克服に挑むことにした。とりあえず顔が好みに描けていれば頑張れると思う。
私の絵の最終目的は「自創作キャラクターを生かす」ことだ。より生きてる感を感じるために絵の鍛錬は不可欠である。特に私は絵を描き始めたのが社会人になってからというくそ遅スタートマンなので、まだまだなのだが、まあ伸びしろがあると思えば悪い事ではない。できれば老後も絵を描いて時間を過ごしたいなあとぼんやり考えているので、くそ遅スタートとはいえ、長い目で見ればどうにかなるだろう。まだまだ目も見えるし手も動くので。腰は痛くなってきたが。
具体的に少し模写を増やそうかなと思っている。特に写真のポーズ模写により頭の中のストックを増やしながら、ついでに服のしわや質感について勉強したいなあと思っている。さいとうなおき先生の資料は本当に助かる。いい時代だ。
さて、次に仕事についてだが、これは「専門書二冊の完全読破」だ。
これはただ読むだけなら一か月程度でどうにかなるが、そうではない。内容を完全にかみ砕き血肉にしたい。もっと言うなら実際に自分が使っているものと照らし合わせて知識を増やしていきたい。
私の現在の仕事は学生時代の専門分野とはまるで違う。どれくらい違うかといえば、文系なのに現在理系の仕事をしている。何事かといえば成り行きとしか言えない。とりあえず仕事上でやるべきことは頭に入っているのだが、そもそもの専門知識があまりにも欠如している。そこで勉強が必須である。
勉強自体は学生時代「一冊のワークをループする」のが一番手ごたえがあったので、今回もその方式でいきたいと考えている。あまりあれこれ手を出すと中途半端に終わるので。お勉強は正直あまり得意ではないが、三日坊主を繰り返すのでもいいから、挫折して最初からやり直してもいいから、絶対去年の私より賢くなるのだ。絶対だ。頑張る。
では次は趣味だ。これに関してはゲームの目標がある。
「プロジェクトセカイでのエキスパート最高難度クリア、マスター譜面に慣れる」だ。
プロジェクトセカイとはアプリゲームであり、音ゲーというやつだ。元々はとてつもなく苦手意識があったタイプのゲームである。
プロジェクトセカイはリリース当初から始めた一応古参ではあるのだが、リズムゲームにあまりにも苦手意識がありすぎて、最初の一年はノーマル(難易度で言えば二番目に簡単)すら恐る恐るクリアしていた。
これが変わるきっかけになったのはある配信者の存在が大きい。その配信者とは、Vtuberの「社築」さんである。
社さんはめちゃくちゃ音ゲーが得意なのだが、そんな人でもプロセカの最高難度を何度も何度もリトライしてクリアしていく配信をしている。最初からクリアできることなんてそうなくて、時にぎゃあと騒ぎながらもチャレンジをしているのだ。これを見て、私は彼ほどではなくても「私もチャレンジをしてみれば今よりはできるようになるのではないだろうか」と思ったのだ。
それから、一昨年エキスパート(難易度で言えば当時では二番目に難しい)をプレイできることを目標に立てた。達成した。去年はマスター(難易度で言えば当時では一番難しい/エキスパートを一定の精度でクリアしないと解放されない)の解放を目標に掲げ、半分以上解放した。
なので、今年の目標は昨年解放できなかったマスター譜面の解放と、その解放した譜面のクリアを掲げようと思う。少しずつ毎日チャレンジを続けていくつもりだ。
最後にその他できたら嬉しい希望についても、語りたい。
これはあくまで目標ではなく、こうできたら嬉しいなー程度の希望だ。例えば、映画館で映画一本は見たいなーとか、一年通して新しく好きな作品(小説、映画、ブランド、その他何でも可)を見つけられたらいいなーとか、一回はイベントに参加できたらいいなーとか、オレンジメイクできるようになりたいなーとか、ちょっと遠くまで買い物行きたいなーとか。
芽高はネットだけではなくリアルでも相当に腰が重いフットワーク激重ガールなので、近場の映画館に映画を見に行くだけで割と奇跡である。(なお、去年は奇跡を起こしている)コンビニすら心の準備をしないといけないくらいのフットワークの重さなのだ。まじで二日前くらいから計画を立てないと寄り道ができないし、休みの日に外に出るのがしんどい。でも一年で一回ぐらいは腰を持ち上げられたらきっと楽しいだろうなあと思っている。頑張ってほしいなと思う一方で、無理するとすぐ心がしぼんでしまうので、まあできたら凄い、できなかったら来年出来たらいいねーくらいの緩さで行こうと思う。職場には出勤してるしスーパーに買い出しに行くのは抵抗がないので、最低限生きるのには困ってないから無理はしない。できればいいなの気持ちだ。
色々と目標を掲げたが、一番最初に述べた通り、必ずしも今年達成できなくてもよいのだ。ゴールしなくてもいい。ただ、この方向性に向けて今年は走っていきたいなあと思っている。あんまり自分を追い詰めるとろくなことにならないのは経験済みなので、もしもこれが何一つ果たされなかった場合は、代わりに楽しかった事の一つでもここに書けたら自分を全力で褒めていこうと思う。今年も色々やってみような、私。
のんびり、ゆっくり、半歩でも進めりゃいいなと思いつつ、目標設定はこの辺にしておく。