寝られない、起きれない、社会が悪い

megaya
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朝に弱すぎる。朝、起きることができない。

10時出勤で9時55分に起きることがほとんど。ギリギリで生きている。リモートワークじゃなかったら社会的に死んでいる。

そもそも私は夜眠るのが苦手だ。眠りにつくまでに長い時間がかかる。目をつぶっても朝4時くらいまで眠れないことがざらにある。

こんな体質であるため、少し前までは「うう、自分はなんてだめ人間なんだ」と思うことがあった。けれど、最近は開き直って「世の中のほうがおかしい!いろんな体質がいるのになぜ全員が合わないといけないんだ!社会が俺に合わせろ!!」という厄介おじさんに進化してしまった。寝ない騒音おじさんとかもうほぼ災害だろ。隣に住んでいたら即引っ越しを決意する。

眠れないのは体質として仕方ないが、朝起きれないのはなんとか直したい。目覚ましを自分の遠くに置いてあっても気づいたら止まっている。止めた意識がない。達人の域に達している。睡拳を習ったらそこそこの使い手になれる自信がある。

無意識の行動で一番ひどかったのは、遠くにある目覚ましの近くに枕が転がっていたときだ。どうやら枕を遠投して目覚ましを止めたらしい。やっていることほぼ原始時代の狩りじゃん、投擲じゃん。無意識で獲物仕留められるならば、縄文時代の私はめちゃくちゃに優秀だったのではないだろうか。睡拳というか睡殺の域まで達している。

とはいえ、ここは現代である。狩るべき獲物も敵もいない。睡拳なんて必要はなく、睡眠がうまくできるほうがよっぽど優秀である。

枕を投擲してやかましい目覚まし時計を倒したところで誰も褒めてくれない。むしろ社会的にダメ人間の烙印を押されるだけである。辛い。社会が俺に合わせろ、枕の投擲を評価しろ!!!!

いっそのこと枕を投げる寝ない騒音おじさんになって厄介者として生きていくほうが楽なのかもしれない。