感情の生き物。人間。

megu
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人は思っているよりも感情的な生き物なのかもしれない。

しっかりとしていることや目に見えない部分の働きからはあまり共感や凄さは生まれない。

ギャップなどから揺さぶられる体験を求めているのかもしれない。

最初から感情の期待値を100に設定していると110ぐらいになっても驚かない。むしろ当然くらいの感覚になるかもしれない。ただし、期待値を50くらいで調整していて110を出せたらそれはあっとするかもしれない。

自分は不器用なのか期待値を100くらいに設定し、いつも110や130を出していた。実際自分自身の中では想定よりも断然出し切ったという感覚なのだが相手からするとそうではなかった。むしろ、想定通りくらいのギャップしか与えられていなかったかもしれない。

50くらいの期待値で調整しても良いのだがなんか嫌だなと言う感覚が強かった。なぜかというと、100という期待値は適当に決めたわけでもなく試行錯誤して導き出したその時の期待値でそれを達成するための自分自身を奮い立たすための目標でもあるからだ。

嫌な理由の例えとしては悪いかもしれないが、悪さばかりしていた人がバスで妊婦さんに席を譲ると良くやったではないかと言われるあの現象のような気がして嫌だったのだ。世間には、妊婦さんがバスに入ってきそうだなと停留所に止まり理解した瞬間に座れるようにすっと席を立つ人もいるからだ。そもそもそれを予測して最初から座らず立っている人もいる。真面目に生きてきて息をするように席を立つ人もいる。

ただし人は、見えない部分ではなく目に見えて分かりやすく発生した、感情を揺さぶられる体験にワクワクするのかもしれない。

そのギャップを相手に分かりやすく見せる。それもスキルとして必要なんだなと思った一日だった。

@megumu
地方に暮らすwebエンジニア megumu.me