書きたいんだけど、けっこう書き始めると止まらなくてまとまりが無くなってしまった。一回頭をリセットする。
なんで書くのか?
スタートアップに4年以上いて、採用をしていると、正直最初からスタートアップとはなんぞやを知っている人のほうが諸々説明しやすいしアトラクトもしやすいのだが、採用のスケールを考えると決定版となる文献を用意したほうが良いと思うから。
スタートアップは裁量権があるよ〜とか、ハードワークだよ〜みたいなところも、そういう表面的な事象だけ説明しても具体的すぎて、どうしてそういう産業構造になるんだっけという大枠から説明したほうがいいと思うから。
アジェンダ
スタートアップの定義
ここではエクイティによる資金調達をしていることを大前提とする
イグジットを目標としている
上場とは
MAとは
スタートアップが求められること
短期間での企業価値増大
売上と利益のトップライン成長と、将来的な成長可能性が見いだせる市場の定義
俗に言うシードやシリーズの定義と、それぞれで一般的に求められる成長内容や事業の成果
なぜスタートアップという業態が誕生したのか
投資視点
眼の前に100社起業家がいて、そのうち1社が成功する(投資時点の企業価値の100倍以上の価値が付く)とします。数億円規模のファンドを抱えているならば、この100社全てに立ち上げに必要な資金を投資することが経済合理性の観点で妥当だから
世界的にGDPが伸び続けており、数億円のファンドを構成できるプレイヤーが一定数以上増えた
業界視点
Amazonにより本屋の市場が縮小したように、不定期的にあらゆる市場に、既存市場の常識を塗り替えるチャンスは訪れている
そのとき既存の大企業が解決者として妥当なのか、新規参入者が妥当なのかというIssueがある
新規参入者が妥当かつ、業界として参入障壁が低めであればあるほど、スタートアップによる問題解決が魅力的になる
起業家視点
基本的に人間の行動理論として、たとえ成功率が1%だとしても、成功したときの状態に強い憧れや目的意識を持つのであれば、成功確率より成功後の状態に強いバイアスが掛かるのは自然(言ってしまえば、そういう特性があるのでアイドルやM-1チャンピオンやプロ野球選手を目指す人はあとを絶たないわけで)
さらにいえば、大企業に入って昇進していくのも大概確率が低くてそのうえ20年くらい掛かるのが確定だとするなら、同じ低確率でも10年で結果の出る起業の方がいいという考え方もある
既存プレイヤーには問題が2つあって、1つは解決している課題に魅力を感じられない可能性、もう1つは良い課題解決をしていても分業化が進んでいて解決にコミットできている実感が得にくい可能性
こういう感じで、1つは成功への意欲、もう1つは課題解決へのコミット度合いといった部分(に、時間軸を掛け合わせること)でスタートアップという形態は相対的に強いメリットが訴求できる
中長期的な科学技術のトレンドとして、民主化がある。技術は誰でも使えるように普及したり、教育機関に導入される方向に引力が働くので、自分で課題解決ができるかもという状態になる人口が増える
こういう感じで、お金が余っていて、投資に値する業界が多くなってきていて、チャレンジしたい人も増えてきているので、スタートアップが増える
では社員視点ではスタートアップに属するメリットとは何なのか
大前提、メリットとは絶対的なものではなく捉え方によるもの
雑に分けたら2つ
自分の内面に起きる変化(スキルアップ、視座の変化など)
外的な変化(お金・錯覚資産など)
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疲れてきたので一旦筆を置きます