今夜は書くのが難しいな、思う。
この場で毎日文章を書き始めてから1週間も少し経ったが、公の場に文章を書くことを厭わなくなったと思う。
今日は新しい上司から「これから仕事する上で意識すること」をわざわざ時間を作って1対1で話してくれた。(上司は「おれはこんな感じでおせっかいおじさんだから」と言っていたが、私は細かく見て指導してもらうことが性に合うので、信頼できる皆が去った後に仕事をする上での救済ポイントに感じる。)
その話が良かったので、社内のコミュニケーションツールの中の個人オープンチャンネル(昔のTwitterアカウントのように個人で立ち上げ好きなことを呟く場。興味ある人は入室できる。)にまとめて投稿した。今までの私ならしなかっただろうけど、「今思っていることを不完全でも熱いうちにまとめて投稿する」ことに慣れたのだ。
もう一つ、私はこの場の他に毎日文章を書いている場がある。日記だ。これは人に公開されないアプリでつけているのだが、そちらはもう735日ほど連続で書き続けている。
今よく文章を書いている場は、このしずかなインターネット、日記、社内コミュニケーションツールの個人オープンチャンネルの3っだが、そのどれも書くことは異なっていて、同じことを書くということはない。例えば取り上げる出来事としては同じことはあっても、文章で描く部分や描き方が異なるのだ。
よくもまあ、毎日こんなに書くことがあると思う。毎日書く文章は「不完全でも熱いうちに」がモットーなので、頭の中で考えていることを文章にしているだけなのだが、1日生きているだけで考え事というのは結構実るので、これを文章にして収穫している。収穫すると形に残るから、安心して考え事を捨てたり、忘れることができる。
書くのが難しいと思うと、こんな風に纏まらない思考が文章になってつらつら出てきてしまうのだ。書いているうちに核心に近づいていくかと思ったが、まだ近づいていない。
そう、今夜は核心がある。本当は書きたい文章があるのだ。でも書けないから、こうやって別の文章を書いている。考えたくないこと、考えがうまく進まないことがあると、別の考えばかりがぐんぐん膨らんで、私はずっと考えてしまう。やりたくない仕事があると、別の仕事が妙に捗るように。