仕事で1日が埋め尽くされるような日々が再び始まったと感じた。これは、以前に部署の兼務をしていた時と同様の感覚だ。
しかし、何か書こうと1日を振り返ると案外忘れていた仕事以外のことがあることに気づく。今日、それは舞台のチケットと、笛だった。
久しぶりに一緒に仕事をすることになった後輩は大の観劇好きで、特に宝塚がお気に入りだった。(今月も6回の観劇予定があるという。)私も舞台は好きなので、前々から時々その話をしていたところ、ちょうど余った宝塚のチケットがあると話してくれて、一緒に観劇させていただくことになった。
今日仕事で会うからその時にお声がけしようと思っていたんです、という言葉に何かが与えられたと思った。
もう一つは、去年よく仕事をご一緒させてあただいた先輩から、笛いる？と言われて、笛をもらった。この度の北陸の震災を受けて、改めて被災時の対策を見直して、笛を買ったとのこと。まとめて買っても安いからということで、会社で配っているようだった。金色の笛と、銀色の笛があって、私は銀色をいただいた。
同じ部署の人と一緒にいただいて、これでみんな助かるかもね、と話した時にも、何かが与えられたと思った。
帰りの電車の中、引き続き『アンダーグラウンド』を読み進めていると、ある人が「人生に必要なことは健康と集中」と言っていた。自炊や十分な睡眠で健康を維持しつつ、限られた時間を集中することで、仕事も研究も趣味も取り組める年にしたいと思った。
追記
祖父は無事に退院した。退院したその日から晩酌を楽しみ、もう入院していたことは理解しきれずに忘れているのではないかとのこと。