今日は、一日中一人で過ごしていた。昨日終電帰りであった影響から朝は遅かったが、昼頃から1週間分の料理の作り置き(2週目だ)を行い、その後は仕事を2時間ほど行い(月曜の憂鬱さが解消されるので、これも悪くない)、夕飯と風呂を終わらせて、今年の目標を立てていた。習慣ややることを行うだけで一日が終わってしまうなんて…と思っていたが、案外心地の良い夜である。
志ある後輩や恋人に教えてもらった研究をビジネスに活かした企業や、『シン・ニホン』の作者である安宅和人のインタビューを読みながら、昨日終電まで話し続けた40代の女性の友人の話を思い出していた。
彼女は、元取引先の人であるが、いまは個人事業主として文字に関わる仕事を人と行っており、仕事における自己実現と社会からの要請とリスクのバランスが印象的であった。
20代の私にとって、彼女の話を聞いた当初は保守的すぎるきらいがあると感じたが、今から思い返すと私は保守的な人間であり、彼女の話に気付かされたバランスの取り方があった。
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挑戦とは全てを投げ捨てないとできないことではなく、今の生活を続けながら小さく新しいことを積み重ねていくことができると思う。その挑戦によって積み重なった経験が掛け合わさっていつしか軸足が動いていく、私のアイデンティティになっていく、というイメージが今、頭の中にある。
それは私の性に合っているし、私は性に合わないこと(自分で納得しないこと、不安に感じること)に対しては全く行動に移せない人間であった。一方で、納得したことにはすぐに行動を進めることができる事もここ最近わかってきた。
仕事が辞められないのには理由がある。(今の会社で学べること、やりたいことばまだある。)でも、仕事を早く辞めた方が良いと思うことにも理由がある。(個人的に人文学の学びを深めることと、社会がより良い方向にいくような仕事をすることがリンクする人生を歩みたいが、今の会社の経験だけでは実現が難しい。)どっちかを選ばなくてはいけない(選べないことは意志の力が弱いのだ)と思っていたが、それならどっちも解決できるような道を探せばいいのだと思う。
だから、私は2024年の目標をこの3つにした。
1、つくばに引っ越す
2、新しい論文を書いて、大学の恩師に読んでもらう
3、新しい仕事を始める
この3つを掲げて、2024年は習慣に、仕事に、そして論文執筆に邁進したいと思う。2025年が、その先がどうなっているかは今はわからないが、それはこの3つの目標を達成すれば、少なくとも次の一歩は見つかると予感している。
p.s.
恋人の習慣を真似して、朝起きたら掛け布団を畳むようになったら、日中にベットに入って寝ることがなくなった。(去年は在宅勤務の休憩時間によくベットで昼寝をしていた。)どうやらすぐに入れる布団が眠気を誘っていたらしい。思わぬ効用であった。