「〜と思います」をやめよう

memory
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個人の主観を問われたときはよい表現だが,問題の本質を問うた内容に対して「○○だと思っていました」「○○だと思います」と回答するのは避けたいところである。

個人の主観ではなく,言葉を丸めるために付け加えることも多々あるけれども「思います」とついていると「え,根拠なく言っているの?」とか「え,それって感想じゃなくて?」と「思って」しまうのである。

もちろん言葉尻を捉えたいわけではなく「その考えが,どういった根拠に基づいているのか。なぜそう思うのか」を適切に伝えられればいいのだ。根拠さえあれば「〜と思います」の信憑性も増すだろう。

「〜と思います」を極力使わないように事実や事象,根拠を元に文章を反芻することで,よりよい推敲された文章が生まれる。

そのため,私は「〜と思います」を個人の主観を問われている場面以外では使わないように心がけている。心がけているのであり,絶対に使わないわけではない。

特に,重要な局面やフィードバックを求められたときは,気を使っているのである。

「〜と思います」を言わない縛り,ぜひ,試してみてほしい。