3/20あたりの日記 / 『ビューティフル・ボーイ』

みや
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写真を残しときたい日記。食べ物、音楽、映画。

喫茶店

前から行ってみたかった喫茶店に。村上春樹の小説にも登場するらしい。シックな内装が素敵。

コーヒーが有名なお店なのに紅茶を注文するのは少し申し訳なかったけど、紅茶もタルトもとても美味しかった。アールグレイと梨のタルトをいただきました。

さくらもち

ミスドの桜もちドーナツと、桜もちみたいな色違いパモ、パモットたち。

かがやきパワーサンドイッチ食べてもなかなか見つけられなかったんだけど、Youtubeの動画を参考にしたらたくさん出会えた。感謝。は〜〜〜可愛すぎる。色違いのパーモットも育てたい。

ちなみに初めてゲットした色違いは、HGSSで見つけたポッポ。黄色だったので「カレーあじ」と名付けた。色違いパモ(♂)にも「どうみょうじ(桜餅の)」、旅パのドオーにも「エクレア」と付けたのでセンスが変わってない。

音楽

ちょっと前まではAURORAのThe Conflict Of The Mindを延々とリピートしていたが、ここ1週間ほどはビリー・アイリッシュのeverything i wantedをずっと聴いていた。ウィスパーボイスでポジティブすぎずネガティブすぎない曲に浸っていたい期みたい。

映画

この前の土日に『私ときどきレッサーパンダ』『DUNE Part2』、今日は自宅で『ビューティフル・ボーイ』を見た。

『DUNE』の世界観・設定モリモリっぷりが楽しくてネットで調べてしまう、原作読みたい。

すごい今更だけど『進撃の巨人』の記憶の継承の設定って『DUNE』から影響受けてるのかな。ジェシカがフレメンたちの教母を引き継ぐ儀式で「あっ!」と思った。なんなら記憶に限らず九つの巨人継承の儀式もちょっとそれっぽい。

前2作は個別に感想を書く…つもり…だけど『ビューティフル・ボーイ』はここにざっくり書いておこうかと思う。

『ビューティフル・ボーイ』

  • 公開当時から作品の存在は知っていたけど、ティモシー・シャラメという役者を通すことで薬物依存に苦しむ人の姿を「美しく」切り取って眺めて消費することになってしまわないか?と怖くて見ていなかった。これは作品やシャラメ本人に難癖をつけたいわけではなく、観る側…消費してしまう側の私自身の問題として、怖いなと思っていて……。

  • タイトルの『ビューティフル・ボーイ』は挿入歌にもなっているジョン・レノンの曲からとっていて、上記のような意図ではない(たぶん)。息子を愛する父親の歌で、作中で父が幼い息子の寝顔を見守りながら口ずさむシーンは胸を締めつけられるようなうつくしさ、尊さがあった。

  • ニックが薬物に手を出してしまう理由は明確には描かれないし、映画は淡々と進んでいく。作中に(自分が抱える問題は薬物とアルコール依存だと答えたニックに対して)「それは問題そのものではなくて、問題からの逃げ方でしょう」というニュアンスの台詞があって印象的だった。

  • 何度も後悔して二度とやらないと誓うのに、また薬物に手を出してしまうニックの姿が痛ましいけど、同時に「また?」「いい加減にせえよ」とも思ってしまう。依存性が高くて本人の意思の強い弱いの問題ではないのは頭ではわかるんだけど…。でもその度になんとか立ち直ろうとすること、それを支える人がいることがやっぱり重要なのだという話。終わりのない戦いだ……。

  • ニックを見捨てず向き合おうとし続ける(完璧ではないし、むしろニックを遠ざけてしまうこともあるが…)父親のディビットや家族は本当に立派だし、辛かっただろうな……。

  • 薬物依存の苦しみ……ほんの些細なきっかけでふたたび手を出してしまう瞬間の高揚感、薬がキマっている最中の危うさ、薄暗いトイレでひとり倒れ込むうつろな目、父にすがる痛々しい姿を演じたシャラメはほんとうに危機迫るものがあった。私はやっぱり彼の演技が好きなんだよな……。しかし昨年のSNLの件は許せないので胸が苦しい。

@meow38
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