爆笑問題が好き。中学生の頃から。記憶は当てにならないので前後するかもしれないけど、今日は爆笑問題について書こう思う。
※注意:思い出した事をバーっと書いてしまったので時系列が後半結構めちゃくちゃ(泣)
出会いはボキャブラ天国
「ボキャブラ天国」を見ていたのは、最初の頃から。最初は芸人主体の番組ではなかった。オトナのボキャ天もあった頃、突如芸人コーナーができた。
最初は「フォークダンスDE成子坂」が好きで、そのライバルみたいな存在で「爆笑問題」を認識していた。
好きになり始めたのは「日本言論」
発売してからそれなりに経ったが、たまたま本屋で手に取った「爆笑問題の日本原論」を読んで、文章なのにこんなに笑えるのかと思って、好きになり始める。あの文章の漫才のやりとりを真似して書いたのを思い出す。
中2の時、授業で少子化問題を扱った際、授業課題で「世界で一番出産した人は69人産んだ」というトピックを取り上げ、それについて感想を書くという事があり、周りの生徒は普通に感想を書いていたが、私は爆笑問題のやりとりのように書いた記憶がある。実際の昔のプリントを掘り起こしてみた。
「世界で一番出産した人は69人産んだ」の感想
A:すごいよなぁ、69人も産んでさぁ。
B:ほんとほんと、すごいよね。ただ、一回の出産で一人とかではなく連続で三つ子を産んだりしてたらしいよ。
A:もう産む機械みたいだよな。これがホントの「LOVEマシーン」とか言ちゃってね。
B:言わねえよ!
恥ずかしいので序盤で割愛しておく。たぶんAが太田さんでBが田中さんなんだと思う。※2007年に柳沢厚労相が「産む機械」発言したが、その10年前の1997年にこれを書いていた。
深夜のバラエティ番組を録画しまくって見る
日テレの「号外!!爆笑大問題」、テレ東の「大爆笑問題」、フジの「うまなりクン」はかかさず見ていた。今でもVHSで何回分か残っていたりする。
テレ朝の「ボスキャラ王」や、フジの「バクマリヤ」も懐かしい。
この深夜時代は、純度100%の爆笑問題という感じが楽しかった。
ゴールデンタイムだとアシスタントや司会もやってたけど、VTRの合間のちょっとした時間しか爆笑問題感を感じれなかった。
「徹子の部屋」とか「おじゃマンボウ」にゲストで出る回は楽しかった。
ネットの世界で爆笑問題の出演情報を得るようになる
中2で自分のパソコンを初めて買ってもらう。PC-9821のCanBe。最初の頃はオフラインで「シムシティ2000」や「信長の野望・天翔記」のゲームをやっていたが、「RPGツクール」などやり始めたりして、パソコンて何か作れるんだなと思ってくる。
そして中3の頃だろうか、パソコンでインターネットをできることも知り、親に頼んでインターネットを契約。アナログ回線で深夜にちょこっとやるようになっていく。深夜なのは家の電話がお話し中になってしまうので。(ウィーン……ジージージーって接続音が懐かしい)
爆笑問題のファンサイトなるものを発見し、そこで番組の出演情報を得るようになり、掲示板に書き込んだり、ファン同士で交流を楽しむようになる。
趣味のホームページを作っている同級生を発見し、色々教えてもらい、HTMLを学び、メモ帳を使ってHPを作るようになる。爆笑問題の絵を描いてそれを公開したり。
爆笑問題のファンサイトを作る
大手のファンサイトはすごい情報量と大人が作った洗練されたデザインだったけど、自分でもやりたいと思い、高校生になった年にやり始める。徐々に情報やデザインを整え、掲示板の交流が盛んになるように作っていったおかげで、たぶんファンサイトのNo.2くらいにはなったんじゃないかと思う。
毎週ザ・テレビジョンなどの情報を拝借して、爆笑問題の出演情報を更新していた。青春の思い出はホームページ更新(笑)。
日に日にアクセス数が増え、1日100〜200アクセス数を維持していた。田中さんが片玉を取った時は1日のアクセス数が600とかいった記憶がある。
高校生だけどアフェリエイト広告なんかも貼ったりして小遣いを稼ぐようになる。
爆笑問題カーボーイ
ネットをやり始めた中3くらいの頃に「ラジオもやってるんだ!?」とカーボーイを聴くようになる。ただ、当時はradikoもなかったので、リアルタイムで聞ける時は聞くという感じで、寝てしまった時とか、眠い時は聞けていなかった。
当時記憶にあるコーナーは「横内放送製作」や「川柳研究所」。現在タイタン所属の放送作家の野口さんが当時は人気のハガキ職人で、どんどん頭角を現し、しかも同い年という事で勝手に意識をしていた。
並行してちゃんとダウンタウンもナイナイも好きだった
「ごっつええ感じ」や「めちゃイケ」も好きで、特に「HEY!HEY!HEY!」のスペシャルなどをビデオで撮り溜めたり、カセットテープに録音して寝る時に聞いて寝るくらい好きだった。
なので、ダウンタウンと爆笑問題の共演NGのきっかけになったという噂の事件を後々に知ってショックだった記憶がある。そのためか、いいともの最終回やその後の特番で共演したのは本当に嬉しかった。
ただ、笑いの取り方が違うので、別々で活躍して、たま〜に交流するくらいでいいんだと思う。もう特番で目玉のイベントにするほどではないと思う。
高校が終わってからタイタンライブに行く
北関東の地方都市に住んでいた私は、高3年で部活も引退し、受験勉強もあったと思うけど、学校終わりに駅に直行して各駅停車に乗り、2時間半程かけて銀座のSOMIDOホールに一人で通っていた。タイタンライブのために。(帰りは遅いので、神奈川の兄の家に泊めてもらった)
今は時事通信ホールで広い会場だけど、SOMIDOホールは座布団席とパイプ椅子の席でぎゅうぎゅうで、どの席からも目と鼻の先に爆笑問題がいた記憶がある。初めての時は相当興奮したと思う。
当時は、爆笑問題の他に、GO・JO、キリングセンス、がんすなどがタイタンに所属していて、ゲストではつぶやきシローやユリオカ超特Qなどがいた記憶がある。
そういうのもあって、他にも正月にルミエール府中でやったタイタンライブや、下北沢本多劇場でやったタイタンコントライブ「七福神」なども行った記憶がある。田舎に住んでいたので、東京のお笑いライブに行くっていうのは本当にワクワクした記憶がある。東京への憧れの始まりだったのかもしれない。
大学生で上京(神奈川だけど)
大学生になり北関東の地方都市から東京に近い神奈川に出てきた。ただ、この頃になると、芸術学部の映像系の学科であったため、映像制作中心の生活になっていき、徐々にHPの更新も滞ってくるようになり、後にひっそりと閉鎖した。爆笑問題以外のエンタメの誘惑もたくさんあったと思う。
でも、根本にあるのは、高校時代に聞いたカーボーイで太田さんが「七人の侍」について語っていた事があって、その影響は結構受けたと思う。
大学卒業して青山のシナリオセンターに通ったのも太田さんが通っていたからというのも一理ある。
大学生〜大学卒業後の好きだった番組
高校の後半くらいからカーボーイは毎回に近いくらい頻繁に聞くようになっていたし、この頃はもう爆笑問題は正真正銘の売れっ子だった。(ただ、あまり番組が続かないw)
当時好きだったのは
ポンキッキーズ(爆チュー問題が徐々にメインになっていく頃)
ハッピーボーイズ! (おすピーとの絡みが好きだった)
爆笑問題のススメ(志村けんさんとのやつ良かった)
爆笑問題の検索ちゃん(太田さんの脱線が好き)
だったと思う。「爆笑問題のバク天!」は、「めちゃイケ」と被っていたのでそこは見れていたなかった。
でも、この頃、太田さんの思想に共感、傾倒していくきっかけになる番組ができる。
太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。
爆笑問題のニッポンの教養
太田総理では「政治家」に「ニッポンの教養」では学者に食いついていく感じの太田さんが爽快だった。それを何食わぬ顔で聞いている田中さんもw
「太田総理」では石破さんとのやりとりがめっちゃ好きだった。信念のぶつかり合いみたいな。そういうのもあって、太田さんが「選挙の日」で政治家への態度が悪いって批判受けてたけど、太田総理を見ていた人からしたら甘利さんとは良く話てたしな……と思っていた。
「ニッポンの教養」では東京芸大に行った時の生徒との話合いが良かった。好きな音楽(たしかジャズを学ぶ音楽系の学生)を広めたいという学生に対し、太田さんが広めるためには大衆を相手にしなきゃいけないので、時にはその好きな物をぞんざい扱われる覚悟も必要で、そこをうまくやっていかないと広まっていかない的な事を言っていて、それを質問した学生も泣いていたし、見ている俺も泣いていた。
たぶんだけど本だとそういう太田さんは「天下御免の向こう見ず」あたりで出てきている気がする。
サンジャポは、以前太田さんも言っていたように「太田さんの意見は言わない」という方針だったが、上記2番組も終わったのもあると思うが、裏番組「ワイドナショー」が始まったのが方針変更のきっかけだと思う。
「お笑い」以外のそれまで芸人がやらなかった事をやっていったのが新しかったんだろうなと思う。そしてそこがより爆笑問題を好きなっていく部分なんだろうなと。太田総理を始めたきっかけも「たけしさんがやっていなかったから」とたしか情熱大陸で言っていたと思う。
だからカーボーイで何か世間で事件がある度に太田さんが何を話すかが気になり、その事件で表面化されていない人々への眼差しが好きだったりする。で、最終的には笑いにして、田中さんをいじるところまでがセット。
長くなってしまったので、この辺にしようと思う。
最終的に「太田さんが好き」みたいになってしまってるけど、「いやいや、田中さんがいての爆笑問題であって、談志師匠が──」までが爆笑ファンの言い訳セット。
爆笑問題が好き。