母の日に気づいていないふりをする日曜日。
このあいだ小豆島に行った時に買った生そうめんをお昼に食べた。普通のそうめんより少しだけ太いような気がしたけれども粉っぽさが全然なく、喉ごしも良くて美味しかった。
録画機に眠っていた100分de名著forユースの石垣りん回を見た。今日まで石垣りんのことは全く知らなかったけれどもすごく良かった。名前から勝手に最近の人だと思っていたけれど、幼少期に関東大震災を経験している世代で、家族を支えるため銀行に事務として勤めながら詩作をし、50歳になってからようやく一人暮らしを始め、生涯独身だった。ずっと人目を気にしながら生きていたと語るインタビュー映像で見られる姿は控えめで可愛らしく、詩も日常の一部を切り取ったくすっと笑えるものである一方で、とにかく食っていかなければならないという逃れられない生活のリアリティーが切実に感じられた。個の時代でありながらも結局家族からは逃れられない現代にも通じるテーマが多そうで、詩っていまいち読み方が分からなくて苦手だけれども読んでみようと思った。
そのあと床に平行になりながらスマホをいじっているうちに報酬系がバグって何もできない状態になり、助けてくれ〜と呻きながら多分２時間くらいNintendo Switchでスパイダソリティアをしていた。
夜、久しぶりに爪の甘皮を処理した。甘皮の処理をすると爪の表面にこびりついていた甘皮はきれいになるけれども持ち上げられて弛んだ皮の処理がうまくできなくて結局プラスマイナスゼロみたいな感じになっていつも正解が分からない。