
午前中は洗濯をして洗顔と朝食もとって部屋の換気をして音楽を流しながら本を読んでなかなか良い調子だった。これが日常な人もいるらしい。
昼食後は楽器のオクターブ調整をした。前にドライバーがなくて中断した時は全ての弦の音が少し低かったのに今日はほとんど合っていてする事がなかった。せっかく100均でドライバーを買って来たと言うのに。その後音作りをしたけれども家の安アンプ、ヘッドフォンではいまいちよく分からないので近々スタジオに行く必要がある。歪みしかかけていないのになぜか空間系の宇宙っぽいわうわうした音が鳴る。
その後は夕食までスマートフォンの奴隷となり時間を浪費した。
一年前、悲しい知らせを聞いてからしばらくの月日の行動や心境をエクセルに残していて、久し振りにそれを開こうと思ったらデータが消えていた。思い返すとデスクトップに置いていたのをしばらく前にどこかにやった気がする。ショートカットアイコンだと勘違いして削除してしまったのかもしれない。ゴミ箱にもない。
慌てて復元ソフトをダウンロードしたがそこにもない。どうやら何か月も前に完全削除してしまったファイルというのは業者に頼んでも復元できる可能性が極めて低いものであるらしい。
そのファイルには1〜2年前に行っていたライブのレポートや日記も残していたのでかなりショックだ。自分の脳みそが信用できないから記憶を外付け保存していたのに、自分の脳みそのミスによってそれを削除してしまうなんて。私の心は削除なんて望んでいないのに。脳みそって本当に信用ならない。もっと私の心のままに動いて欲しい。
これ以上記憶を削除しないように、一時期ライブレポートを書いて今は放置しているツイッターアカウントのログを取っておこうとログインしようとしたらそれもできなかった。メールアドレスは使い捨てのものだったし電話番号なんてもちろん登録してない。なんかだいぶ前に衝動的にアカウントを消したような気もする。もう自分が信用できない。記憶は心に刻む。