映画感想「窓際のトットちゃん」「カラオケ行こ!」「シャニアニ三章」

meshi3
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今週は映画を観る週になりました。画像は関係ないけど映画を観る桜木軍団の絵。

◆窓際のトットちゃん

・原作の小説が子供の頃大好きだったので、観に行けて良かったです。期待を裏切らない作品でした。小説は読み返さずに行ったけど、かなり覚えていた。

・アニメーションがとにかく素晴らしいと前情報で聞いてたんですが本当に良かった。トットちゃんの突飛な動きも自分の幼い頃に覚えがあったりして愛おしかったし、手がパタパタとせわしないのは、いわさきちひろさんの描く子供を思い出した。アニメーションの良さはもう数え切れないほどあったけど、トットちゃんが階段を降りる時にガニ股気味になるとこ、くるくると飛び回る動きは本当に子供をよく観察しているなと思ったし、ヤスアキちゃんの自分の半身の扱い方も真摯に描かれていると思ったし、小林先生がピアノ椅子に座る前にスラックスを持ち上げる動作もよく拾い上げたな、とハッとしました。

・内容は既知だったので特に、、だけど、自分が大人になってトットちゃんの両親があの時代とても先進的で、同調圧力に屈せず闘い続けたのは本当にすごいなと思った。お父さんが軍歌を弾くことを拒否するシーンは清々しいね。正直難しい問題ではあるけど、、

◆カラオケ行こ!

・めっっっっっっっちゃ良かった、、、、、

・煩悩満載の感想しか出ないんですが、聡実君役の齋藤潤君がとにかく可愛かった。本当にまだ16歳とかなんだね。実写になることで狂児と並んだ時の犯罪臭がすごい。狂児の腕に抱きつくところとか、もうなんか、、可愛くて仕方ないだろうな、、って涙出た。

・聡実君が可愛かった話まだするんだけど、ワイシャツをインしたときのシャツのもたつきやスラックスの細さ、第一ボタンまで締めた首元になお余裕があること、部屋着のあどけなさ、もう全部全部が可愛かった。スクリーンに耐えうる美というやつですか、、

・狂児は(綾野剛)になることで細身のスーツが堪能できるとは。座った時のスラックスの裾〜靴下〜革靴のシルエットをトレーシングペーパーでなぞって壁に飾りたい。

・ファミレス行こ。で割と明確になったので遠慮せずに書くけど狂児の「好きになったら最後」感に聡実君が「落ちる」瞬間が盛りだくさんで映画館でメルト歌いそうになった。恋に落ちる音、聞こえまくり。

・テンポも良くて、笑わせるぞってシーンは素直に笑えたのも良かった。

・オリジナルシーンも全く違和感なく受け入れられた。和田くん、可愛いよね。でも聡実君が無断でサボって周りがきちんと理解ある態度取ってるのはみんな人間出来てんな〜って感じだった。

・最後の聡実君の紅は説得力あったし良かった。映画ではセリフになかったけど変声期の不安定な声の迫力みたいなのがすごく出ていた。EDの紅もいいよね。

◆シャニアニ三章

※ネガティブなことしか書いてないです

・あんま中身について言えることないです、、、、ごめんなさい。良かったかどうかと言われると、私はシャニマスが好きで贔屓目があるけど、完全に第三者目線から見たら十分クソアニメって言ってたと思う。

・唯一良かったライブシーンも、キャラ3Dの可愛さ、音響のリアル感、ステージのライティングとかビジュアル面のクオリティで担保されてるだけで、演出というものが介入してないって感じで、それをアニメとして褒めるのは違う気がする。それなら3DMVじゃん。

・最高の材料(五年間の積み重ねによるキャラの厚み、クオリティ十分の3Dキャラ)を持ってして、こうなるのか、、と正直残念だった。どういう絵コンテなんだよ、どういう脚本で、どういう演出なんだよ、、、、、

・あと第二章観てないので正直ストーリーについてはとやかく言うことはあまり出来ないんだけど、第三章4話分あって、「このキャラが好きになった!」みたいなことが一切なかった。悪く書かれてるとかじゃなくて、結局意味のあることを喋ってないんだよね。みんな。第一章の方がまだ、、ってくらい。アニメ4話分あってあまりにも中身がなくて、無駄な時間が長くて間延びしてて本当に辛かった。本当にごめんなさい、まともなアニメとは思えません、、、

・↑の要因の一つでアイドルのガヤ声(アハハ、ウフフ、みたいな)が多くて辛かった。キャラの顔ドアップで16人順番に映していくやつも、あれ何?

・本編後のギミマスが一番面白かったしキャラが魅力的に描かれてた。

・この感じでストレイノクチル追加して続編やられたら見れないです。