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普通のラーメン屋を都内で探すのは意外に難しい。家系や鶏白湯・二郎インスパイアのような尖った特徴を持つ店は目立つ一方で、素朴な醤油・塩・味噌ラーメンが出てくる普通の店というのは少ない。今の家に引っ越してきて半年くらい経つが、最近ようやくそういう目的で使えそうなラーメン屋を一つ見つけた。
そういえば地元ではつけ麺というと、醤油ラーメンのスープをちょっと濃くしたものと普通のラーメンの麺という感じだったが、東京では基本どろっとしたスープに極太麺が普通だ。自分はあまり東京スタイルは好きではないので、都内で満足いくつけ麺が食べられない。
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仕事で機械学習モデルの開発をしているが、この仕事はどうしても時間のかかる試行錯誤が発生してしまう。一回の実験を回すのに数時間かかるので、退勤後も時々PCを開いて結果を確認してちょっと修正してジョブを投げるみたいなことをしがち。働き方として絶対よくないのだけど、夜間寝てる間何も実験が動いていないのは勿体無いと思ってしまう。
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祝日だったので妻と子と散歩をし、帰りに自分だけ別れて髪を切りに行った。美容院は以前近くに住んでいた下高井戸の店に10年近くずっと通っている。下高井戸は駅の北側にちょっとした商店街があり下町っぽくて良い感じなのだが、今日行ったらどの店もシャッターが降りていた。どうやら一帯が丸ごと再開発か何かで移転するらしい。美容院の帰りに商店街の、これも閉店する花屋の前を通ったら、手風琴で何かはわからないがとても物悲しい曲を演奏しているおっさんがいて、十人くらいの人だかりができていた。
3/21
一週間くらい試行錯誤していた仕事がようやく全てを理解したという状態になってきた。これがあるから面白い。自分は機械学習という技術が好きなのではなく、それを使ってサービスのデータがどういう特性を持っているかを調べるのを楽しいと感じる。
3/22
妻が買ってきてくれたミスタードーナツを夜中に食べた。甘いものは夜が更ければ更けるほど美味しくなる。
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仕事と育児でどうしても以前のようなペースで本を読めないのはどうしたものかなぁと考えている。特に厚めの専門書とかは腰を据えて読みたいと思うも、腰が据わることがついぞないので全然進まない。もう一定時間読んでそれが過ぎたら途中でも次の本に進むとかにした方が、進捗が得られるという意味で精神衛生的に良いかもしれない。
3/24
介護施設に入っている100歳の祖父に会ってきた。体はだいぶ弱々しくなったものの頭は比較的はっきりしていて、耳が遠くて会話が成立しづらいことを除けばちゃんと意思疎通ができる。自分の子も含めてひ孫が四人も生まれており、一方祖父は静かに人生の終幕に向かっていてこれが世代交代かという気持ちになる。自分にもいつか訪れるのだ。