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職場でちょっとしたミスというか連携不足というか、野球で言えばフライを味方同士でお見合いしてキャッチし損ねるような事態が生じてブルーな気分になっていたのだけど、ChatGPTに相談したらこちらの心情を完璧に慮った上で建設的な解決策と今日はもう休むようにというメッセージが返ってきて、改めてチャットAIのカウンセリング能力に驚いた。特に状況を一言で適切なフレーズに言い換える能力が秀逸。
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『行動経済学の死』を読んだ。
以前話題になった"The Death Of Behavioral Economics"という、行動経済学者自身が行動経済学を批判する記事を検証した本になる。著者自身も行動経済学者。元のブログ記事の主張は1. 行動経済学の主要な柱の一つである損失回避性は実験的な根拠に乏しい 2. ナッジの効果は一般的に非常に小さく多くの場合で費用対効果が怪しい、というものであり、この本では様々な研究結果を引用し、これらの主張が概ね正しいこと、しかしそもそも現在の行動経済学は伝統的な経済学に包摂される形で、個人の効用関数が必ずしも金銭のみでは決まらず心理的な要因もパラメータにもつような一般化された形の理論を考えることが多いので死んだとは言えないのである、というようなことが書いてある。
率直にいってこの著者の主張は結構無理があると思う。著者自身も本書で認めていることだが、純粋な行動経済学的な主張が単純に成り立たないケースが多くなってきたので、場合によっては成り立つし場合によっては成り立たないというのをパラメータで調整できるようにしているだけで理論として面白くない。あと行動経済学に限らないかもしれないが、実験室でチョコとかアメを渡して得られた結果を人間の経済行動の根拠に使ったり、理論といってもアドホックな線形回帰をしているだけだったりと全般的に学問のステージとして低い。
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13時以降にランチを注文するとコーヒーもサービスでつくレストランに12:55に入店してしまい、少し損をした気分になり、代替としてローソンでコーヒーを買って返った。ローソンってコーヒーの濃さを客が選べるようになっているけど、バカ舌なのであまり味の違いがわからず、カフェイン量のコストパフォーマンスからとりあえず濃いめを選んでしまう。
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チームメンバーの多くが不在でコードレビューが進まないため、研修動画を見たり、経費の精算をしたり、コーディングエージェントの設定をカスタマイズしたり、関係ない英語の勉強をしたりして一日を過ごした。
1/30
ランチにサッポロ一番の塩ラーメンを二袋食べてしまった。一袋目で足りないなぁと思って追加したのだが、二袋食べると少し多い。1.5袋がちょうど良いと思う。昨今のことなのか昔からなのかわからないが、インスタントラーメンもカップラーメンも量が全体的に少なく、カップラーメンなんて三百円近く払って大きな容器の中にこれだけ?という量の麺しか入っていないこともザラである。
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衆院選の様子、特に各党が乏しい根拠で消費税減税を掲げている様子を見ていると、政治もここまで劣化してしまったかと思わずにはいられない。これだけ国債を抱えている国が「行きすぎた緊縮財政」をしているというのは相当認知が歪んでいると思うし、円安で物価高になっているのは自明なのに円安が良いのか悪いのかわからないというのは知能指数が心配になる。The Economistはこの様子を"ill-timed fiscal loosening"と端的に批判していた。まあ結局政治の劣化というのは国民の状況を反映しているわけで、我々ができるのは無邪気な市民に負担を押し付けて自分たちのダメージをできるだけ少なくすることくらいである。
2/1
最近朝に新しいプログラミング言語の勉強をしている。ここ数ヶ月でコーディング用のAIはかなり性能が上がっていて、ある程度質の高いコードを書くのが格段に早くなったのだけど、完璧なコードが一発で出てくることは少ない。それはAIの能力的な問題でもあれば、我々がAIに一発で完璧な仕様を明確に伝えることができない(試行錯誤しないと見えてこないものがある)という問題でもある。今後ソフトウェアエンジニア業界では一人でカバーする範囲が広がるとともに、書くよりもAIが作ったコードの品質を判断する能力が重要になってくると思っている。なので、結局言語だったり設計だったりの勉強はますます必要になると予想している。