今週は春のような暖かさで、少し早いが春用の薄手のコートを出した。と言っても平日はほぼリモートワークなので、せいぜいランチで外食する時に着ていくくらい。暖かいので少し遠くのラーメン屋まで歩いて行ったりした。春は田舎から東京に出てきた18歳の4月の高揚感を無意識下で思い出すからか、静かにテンションが上がる。
パンデミック以降リモートワークが中心になり、洋服を買わなくなってしまった。普段は朝の出勤前(=PCを開いてslackを確認する前)にパジャマからパーカーとスウェットのような格好に着替えるのだが、だいたい会議もカメラオフだし古くてよれたものを着ていても何も問題ない。実際スウェットは紐が抜けてしまい再度通すのも面倒なので、そのままにしておりすぐずり落ちてくる。パーカーも着古して毛羽だったようになっていて、毎朝寝巻きから寝巻きに着替えているようなものだ。
子供はだいぶ大きくなってきて離乳食も元気に食べるし、ずり這いで色々なところに行くようになってきた。4月からの保育園も決まり、今週は届いた書類を埋めていたのだが、ツッコミどころが多すぎてキレていた。同封リストが実際に入っていた書類と大きく乖離していたり、同じ内容を何箇所にも書かなきゃいけなかったり、使い回しで意味を成さない説明文が書かれていたりと数え上げればキリがない。これから保育園や小中学校で教育現場の不合理と出会うことになるかと思うとゲンナリする。
実際自分が保育園を利用する立場になると、これはスケールしない商売だなぁというのを強く実感する。保育士一人当たりが見られる子供の数は決まっていて、一人あたりの保育料も概ね決まっているわけだから、人を増やさない限り園の売り上げ(と言ってはいけないと思うが)は変わらないし、売り上げが増えたところで保育士一人当たりの儲けが増えるわけでもない。介護とかも同様の構造だし、こういう社会的に重要な職業の賃金が抑えられて、よくわからないことばかりしている自分のような職種の方が給料を上げやすいのは不公平だよなぁと思う。だからまあ事務周りが洗練されていないのも仕方ないと思うことにする。