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今日から仕事始め。ランチには近所のラーメン屋でネギラーメンを食べた。
最近開発しているサービスではGeminiを使っているが、いくつかのサンプルで動かしてみてうまくいっていないケースを集めてはChatGPTにこれってどう修正するのが良い?と聞いて、プロンプトを生成させてもう一回Geminiで試すというのを繰り返している。そのうちAIだけで改善サイクルを回すようになり、自分の仕事は無くなってしまいそうである。
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中村文則の『その道の先に消える』を読んだ。読んだことはないのでわからないが官能小説ってこんな感じなのかなと思うくらいエロティックだった。
深く読むと色々と作品のテーマがあるのかもしれないが、構図としては巨大な力を持つ人間とその力のもとで人生が捻じ曲げられる人間達が描かれているという点で、以前読んだ『掏摸』や『王国』と同じであまり新鮮味はなかった。
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本屋でなんとなく手に取ってみた『カードゲームで本当に強くなる考え方』という本が面白かった。
著者は一時期はプロとしてMTGのトップ24人に入っていたほどの実力の持ち主で、カードゲームで本当に強くなるにはその時々の流行デッキ・カードプールを把握するだけでなく、数理と心理によって基礎付けられた考え方を持つことが重要だと説いている。数理というのは要は確率のことであり、理想の初手になる確率というような単純なものから、ある状況でどっちの選択肢を選ぶと勝率が高くなるかというような複雑なケースまで数理的な根拠を持って判断することが必要であると言っており、これはまあそうだろうなと思う。一方心理の方は、相手の考えをいかに読むかという話かと思っていたのだがそうではなく、人間の思考にはバイアスが入りやすく必ずしも合理的な判断をするとは限らないため、そのような性質を自覚する必要があるという話で面白かった。一例を挙げると、対戦で勝った時は自分の戦略が良かった・負けた時は運が悪かったとつい考えたくなってしまうものだが、勝負には確率の要素があるため、勝ったとしても運が良かっただけかもしれないし、負けた場合も実は取り得る最前の手を取っていたという可能性もある。カードゲームで上達するにはそのような心理的なバイアスを乗り越えて自分を客観視することが必要だということらしい。カードゲームはやらないものの、人生の色々な場面で参考になりそうな考え方が書かれていると思った。
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今まではベビーカーで保育園の送迎をしていたが、最近は子が歩きたがることが増えベビーカーを押しつつ子の手を引いて歩くことも多くなってきたので、それならいっそということで徒歩オンリーで行くことにしてみた。どうしても時間はかかるが、空のベビーカーを押さなくて良い分は楽なのでしばらくこれでやってみようと思う。
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何ヶ月ぶりかに皮膚科に行き魚の目を取ってもらった。処置をしながら院長が、すごく根が深い、痛いでしょう、この世の地獄を集めたような一番不幸なでき方をしていると言ってきてそんな…と思いつつ処置が痛くて曖昧に笑うことしかできなかった。
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家族3人で、今年最初の新宿御苑訪問。この時期は人があまり多くなく、日差しが出ていると暖かくて気持ちが良い。
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『言語化するための小説思考』という本を読んだ。
小説を書く予定はないのだが、この日記を書いたり仕事のライティングの参考になるかと思って手に取った。あとは小説家がどのようにして物語を書いていくのかにも興味があった。読んでみると、この著者がどうやって小説を書いているのかということが詳しく書いてあり、思った以上に小説を書きたい人向けの本だった。書きたいこと・答えではなく、問から初めて書き進めてその中で出てきたアイディアを見逃さないようにするとか、文体というのは情報の順序であるとか、小説に書かれていることは基本的に全て伏線である(それゆえこの著者は伏線という言葉を嫌っている)とか考えたことがない事柄が多く興味深く読んだが、「スキルアップとして言語化を磨きたい」という動機で手に取った人にはマッチしない内容でちょっとタイトル詐欺かなと思う。