日記 7/29-8/4 2024

mewon
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公開:2024/8/4

7/29

仕事中のBGMとしてNetflixで『地面師』というドラマを流していた。地面師というのは土地の権利書を偽造したりオーナー本人を騙ったりして、取引相手と偽の売買契約を結ぶ詐欺行為を行う人達のことである。池田エライザという人の演技が浮いていたことを除けば、横目に見るにはちょうど良い面白さだった。個人的には年配刑事が死ぬより若い女性刑事が死んだ方が話が盛り上がったんじゃないかと思う。

7/30

家からちょっと歩いたところにあるラーメン屋に行って限定の冷やしラーメンを食べた。

魚介系のスープで冷やしだとともすると生臭さが目立ってしまうこともあるが、このラーメンはそんなこともなく上品な美味しさだった。

このお店は家から徒歩15分くらいの立地なので春先はよく通っていたが、こうも暑いと最近はなかなか行けていない。

7/31

会社でちょっとした飲み会があるので妻に今日は夕飯はいらないと伝えていたのだが、本当にちょっとした会で終わってしまい全然食事が提供されなかったので、新宿西口の地下の期間限定で色々なラーメン屋が出店するポップアップストアのような所で夕飯を食べた。何も考えず列に並んで券売機を見たところ、なんとラーメンが一杯1800円もする。物価の高騰にクラクラしながらも多少待った手前もったいないとも思いそのまま購入。店内は冷房が効いておらず蒸し暑かったし、肝心のラーメンもそこまで美味しいものではなかったのでなんとも残念な気持ちを抱えて帰宅した。

8/1

仕事で新卒の実質的なメンター業務が発生している。当然だが経験がないため、今のフェーズでは何が重要でまずはどのクオリティでどこまでやれば良いかというのが見えておらずあまりスムーズに進んでいないが、かといってマイクロマネジメントはしたくないので都度口を出すというのも控えている。ある程度わからなくなったら気軽に声をかけて欲しいしそう伝えてはいるのだが、その辺も齟齬があってコミュニケーションは難しいとなっている。自分がサラリーマン一年目の時はどうしていたっけ。

8/2

最近年齢を一つ重ねたので、午後休をとって妻と寿司ランチを食べた。昼から日本酒も飲んだ。毎週有休をとって毎回こんなランチをしたいものだ。

子を保育園に迎えに行ったら先生から今日の様子を伝えてもらうのだが、口頭で教えてもらった内容と、連絡帳の別の先生が書いてくれた内容が全く正反対で矛盾していてわろたとなってしまった。保育園の先生というのはそれはもう大変な仕事なのだろう…。

8/3

首から背中にかけてがバキバキになっていたので、近所のマッサージ屋さんで揉んでもらった。肩甲骨が動いてないですね〜と言われた。肩甲骨が動いていないなんてそんなことがあるのか。もっと定期的に運動をしたいのだけど、とてもそんな時間がない。

時間がないといえば、最近読んだ本に影響されて、習慣化したいことは二日に一回とかにすると絶対にやらなくなるのでどんなに短くても毎日やる、というのを実践している。確かに5分でも小説を読んだりプログラミングをしたりしてやりたいことを全部消化して明日を迎えると精神的にとてもスッキリする。

8/4

佐藤究の『テスカトリポカ』という本を読み始めたのだけど、これが異様に面白い。

南米の信仰やドラッグビジネスの書き込み方が凄く良くてのめり込んでしまう。なんとなく村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を感じる。佐藤究のデビュー作である『サージウスの死神』もとても良くて、こちらからは『限りなく透明に近いブルー』を感じた。他の作家っぽいみたいな評価は安易だし良くないとは思いつつ、全盛期の村上龍の作品が好きな自分としてはこれからが楽しみである。