風呂敷を広げるか、畳むか、あるいは

mezamenaiyo
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こんにちは、目醒ねむるです。

また書きたいことがあったので書いてみようと思います。

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まだ確定したわけではないけれど、ほんの少しの可能性として自分の死について考える必要が出てきました。(余命宣告とかではなく)なので、この際なのでじっくり掘り下げてみようかなと思った次第です。

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これは先日撮った、シバザクラです。朝露に濡れて、きらきらと輝いていました。春ですね。

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はじまりは、わたしが高校生の頃。約10年近くもまえの話ですね。きっかけは、所属していた吹奏楽部の顧問の先生にかけられたひと言でした。

『目醒さん、いつも眠そうだけれど病気とか大丈夫?』

ある日の全体練習の合間に顧問の先生に呼び出され、指摘された際の言葉です。

確かにわたしは、自覚として合奏の際に他パートが演奏し、待機中などにうとうとしてしまい、大きくガクッと身体が揺れてしまうほどには居眠りをしてしまっていました。他にも部内の話し合いの最中や、部活以外だと授業中や座り仕事のあるアルバイトでは仕事中に強い眠気に襲われることがしばしばありました。

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時が経ち、大人になってからもわたしは日中の眠気や就寝時間の眠りづらさ・朝の起きづらさに悩まされていました。

いま現在定期的に通院している病院の主治医に、服薬の種類や量などを変えてもわたしの睡眠リズムがなかなか良くならないために、『一度検査を受けてみてはどうか』という提案を受けることになるのです。

紹介状を書いてもらい、専門外来のある大きな病院へ予約の電話をすると、『混みあっていて、本格的な検査はおよそ半年待ちになってしまいますがよろしいですか?』睡眠外来の混み具合は噂に聞いていましたが、いざ半年後なんて具体的なワードを提示されるとドキッとしてしまいました。

およそ1ヶ月後、睡眠外来の初診日がやってきました。はじめは採血や心電図の計測、呼吸機能の検査といった軽いものでした。そしてその日に簡易的な検査のための医療器具(恐らく睡眠時の脈拍・呼吸を計測するためのもの)を借用し、一晩自宅で身体に取り付けてデータを採る、といった感じでした。

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はじめは半年後と言われていた本格的な検査(入院検査)は幸い枠が空いていて、6月に受けられることになりました。

初診から数日経ち、改めて自分の病気の可能性について調べてみました。すると、『睡眠時無呼吸症候群』の可能性がいちばん高いのではないかと思いました。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状として、日中の眠気や居眠り、不眠などが挙げられるそうです。しかし、睡眠時無呼吸症候群に伴う『いびき』が自分にはないのでは(周囲に指摘されたことがない)と思い、いびきのない睡眠時無呼吸症候群はあるのか?と調べたところ、やはりあるそうで、中枢性睡眠時無呼吸症候群と呼ばれるいびきの伴わないものがあるとのことでした。

しかしこれがまた恐ろしいことに、ストレス等によって中枢神経がうまく働かないことによる呼吸の異常停止(無呼吸)が起きるそうです。

睡眠時無呼吸症候群は重度の場合、治療されずに放置すると8年以内に約40%近くの方が心不全や心筋梗塞などで亡くなられてしまうと聞き、既に高校生から睡眠症状に悩まされているわたしはとても生きた心地がしませんでした。

クリエイターは夜更かししがちだから、睡眠をきちんと取って健康に生活しよう!とかそんな次元に自分は既にいない可能性が出てきて、また突然死する可能性すらもある。ネガティブなことは考えたらキリがないですが、漠然と迫る現実に恐怖すら覚えました。

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まだすべてが可能性でしかないのですが、もし本当の病名が判って、治療して良くなる前に、急に死んでしまうかもしれないのかと、ぼんやり考えました。

ある日突然死ぬかもしれないって言われても、どないしよ?そんなんで音楽のんびり作り続けててええんか?もし本当に突然死してしまって、依頼してる方とかどうなるんや?ならそうなる前に依頼とか控えるべき?そんなとりとめもないことが、一瞬でぶわっと脳内を埋めつくしました。

人間だから実際に寿命とかでいつ死んでしまうのなんて分かりませんし、普段は何も考えずに勤しむのが正解だと思います。しかし、わりと近い将来に死という現実が迫ってきた場合はどうするのが正しいのだろう?と、ふと考えてしまいました。さてわたしはどうするのか……?

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とりあえず現状としては、実際に睡眠時無呼吸症候群の可能性を考慮してなるべく横向きで眠りにつくよう意識して過ごすことと、可能な限り睡眠リズムを整えることかなと考えております。6月に検査して、何でもなければそれでいいんですけれどね。(無きゃないで日中の眠気には困りますが)

ではこのへんで〜!気が向いたらまた書きにきます。