今日も、先週に続き「舞台千と千尋の神隠し」を観劇した
すごくすごく楽しみにしていたから、本当にずっとわくわくしていて、いざ始まると千と千尋の神隠しの世界に連れ去られてしまったかのようにあの時間、劇場のすべてに引き込まれてあっという間だった
そう、こんなに楽しみにしていたのは、湯婆婆を演じるのが夏木マリさんの日だったから。わたしは上白石萌音ちゃんが演じる千尋を見ることを優先したけれど、おともだちがチケットをとってくれて観ることができた、誘ってくれてありがとう観ることができてよかった。
今年わたしの五感に触れたものでいちばん素晴らしく、いちばん美しかった。ステージ上でキラキラ輝くすべてのものたちが美しくて愛おしくて。オーケストラの演奏も、演者さんたちの歌声も、そして呼吸も声色も、立ち姿も。目に映るもの、耳に入ってくるもの、空気や体が震える感覚。あの瞬間、わたしに触れるもの全てが美しかった。
あの時間を帝国劇場で過ごせたこと、間違いなくわたしの宝物になった。なにかが起きるたびにきっとあの日あの作品を観られたことを思い出して、少しずつわたしの寿命を伸ばしていくんだと思う。
あ〜やっぱりエンターテインメントはわたしの生きる糧だなあ。生きてる!と実感させてくれて、そしてさらに芸術にふれたいから、音楽に触れたいから、作品に触れたいから、生きよう!と思わせてくれる。そんな素晴らしいものたちに触れて、自分のこころを震わせられるところ、自分の感覚。唯一わたしがわたしをすきでいられるところ。