うつが甘えという風潮には正直同意できる鬱病患者

みちあむ
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「うつは甘えとか言わないでください!」というのが最近の世間の風潮だが、正直うつは甘えという意見もわかるんです。鬱病患者だからこそ。

なぜなら、それを主張する側は多くは「うつ病である事実」を盾にして、「自分への解決策」を具体的に示さないからなんですね。

別にうつ病の人全てが悪いわけではないんです。

ただどうしても鬱になった人、もしくはなりそうな人は多くの人が「自分がどうしたら喜ぶか、どうしたら嫌なのか」というのが自分ではっきりわかっていないんですよね。というかそこまで思慮が至らないというか、、すごく気持ちわかります。自分がそうだから。

だからこれが適性検査などでもフィルターにかけられ、疾病歴でリスクと捉えられ仕事の紹介がなされないのはある意味当然の帰結と言えるのかもしれないです。なぜなら、自分自身のことも分からないような人が、ある程度のストレスかけられる環境がかけられたときの未来ほど怖いものないですからね。

私の父親を例に挙げるとわかりやすいかと思います。私の父親はもう鬱病歴20年以上。そのうち10年は闘病でほとんど仕事できず。その後7〜8年は体調崩しながら職場を転々としていました。ですが、コロナ禍を機に自分のストレス要因が職場に通うことであることをはっきりさせ、その後は時代も追い風して、立場が不利になろうとも絶対に在宅勤務するという意思表明をして、今心身の安寧を手に入れてます。

とまあこんな感じで、自分がどうすればいいかをはっきりわかって生活できている人は、うつ病であっても関係なく社会で生きていけてるんです。ただ、父親でも20年近くかかっているので、やはり時間はかかるのでしょう。

私も正直周りからは甘えてるなお前と言われてもしゃーないような人生送っている自負はあれど、やっぱりどうしたらいいか分からなくて。

なので私は、「自分への解決策がはっきりわかる日」に希望は持たず、「自分への解決策は一生分からない」というリスクヘッジを最近ようやくしようと動き始めています。

その内容は以下。

・自分の人生の根幹に関わる部分は人に預けない。つまりもう恋愛含めた深い関係は一切築かない。結婚や子供なんてもってのほか。自分のような人間がそんなことしてはあまりにも外道。

・貯金はしないが投資はする。仕方なく息しなきゃいけないけどお金を稼げない時に、なるべくストレスなく息できるくらいのお金が欲しいので。

この二つだけは徹底厳守でいきます。

うつ病になりそうという自覚がある人、あるいはもうなっている人は是非自分への解決策をはっきり導くか、リスクヘッジをしてみてください。

@michiam
人生自体の意識が低いしがないデータサイエンティスト。 ここでは脳内垂れ流しのスタンスで発言しますので、一個人の私的な発言であることをご理解いただいた上でご感想等いただけると幸いです。