
雑に書く。
今年に入ってから旅行する機会が増えた。
久しぶりの海外はヨーロッパ周遊(バルセロナ、マルセイユ、ローマ、マルタ)。国内も、島根(松江への帰省)、新潟、兵庫(神戸〜姫路)、長野(上高地)、山梨(河口湖)、滋賀(彦根)、大阪とほぼ月に1回ペースで出かけている。
(仕事では出張が多く、北海道、大阪、山形、和歌山、岡山、岐阜、群馬、栃木、茨城、鹿児島、福岡、静岡へ行く機会があった。)
もともと出不精で、どちらかというと家の中か近場で済ませたいタイプの人間だったが、遠くへ行くのも面白いなと思えるようになった。何が変化したのだろう?という雑記。
きっかけはヨーロッパ周遊
5年越しの結婚旅行でヨーロッパへ。これが3月ごろ。自分の退職タイミングが重なり、まとまった休みが取れたので、せっかくならと8泊ほどした。ここで大きく価値観が変わったかも。
まず、景色が圧巻だった。天候に恵まれたこともあり、各地の観光スポットを巡ることができた。どこを切り取ってもいい感じに写真が撮れる楽しさ。よくよく見ると、ゴミが落ちていたりするのに不思議。綺麗さや整っている感覚というのは全体像に対して抱くものであって、フラっと観光する程度では細部はそんなに気にならないのだなと思った。生活してみるとまた違う感想なのかもしれない。日本は清潔だな、ごちゃごちゃしてるけど。

日本がxxの頃にこちらではこんな様式が…みたいな楽しさもある。同じ時代をこんなにバラバラの世界で生きていたのか。完全にパラレルワールド。
あと食事が美味しかった。年齢を重ねて食べられるものが増えたので、食事がツラくなくなっているのも大きなポイント。5年前はおそらくチーズを食べれなかったはず。
英語もおぼつかないのでツアーで参加した。ツアーの同じグループの方々がみなさん仕事をリタイアされた方ばかり(平日に8泊したので、それはそうなのかもしれない)。食事のタイミングで諸先輩方と話す機会があったが、「行けるときに行っておけ」「体力的につらいから動き回れない」「たくさん食べられない」とのこと。なるほど。今のうちに多少無理をしてでも、いろんな土地に行って、見て回る方がいいのかもしれないな、と思うようになった。
10時間超えの飛行機移動はツラかったけど、それを大幅に超えて行く価値がある旅だった。
スナップ写真が楽しい
GR IIIxを手にしてからサッと撮る写真がいい感じ(スマホ比)なので、楽しくて仕方がない。別に写真の勉強をしているわけでもなく、とりあえずパシャパシャと撮ってる。今のところ、設定をほとんどいじることもなく、適当に撮ることが多い。それでも気に入った写真が撮れるので、その手軽さが気に入ってる。
GR IIIxは小さくてジャケットやデニムのポケットに入るので、手軽に持ち出せるのがいい。東京都内を散歩するときも持って行くと撮影が楽しいし、知らない土地に行くと余計に楽しい。

カメラを持ってると、「カメラ持ってるぞーーーなんか見つけるぞーーー」と自分自身が撮影モードになるのも面白い。1度来たことがある場所でも、見え方が変わってくるのも面白い。(GRで十分満足しているのに、新しいカメラが欲しくて、ずっと気になってる。。。)
「写真撮れるし、行っちゃおうか。」なノリで、カメラがあることが、旅行へ行くことのハードルを下げてくれている。
引っ越して県外に出やすくなった
以前も書いたが、東京はミーハーに優しく、いつも何処かで何かしらイベントをやっている。それでも最近はインバウンドが多く。どこへ言っても人が多いので、わざわざ出かける必要もないなと思ってしまう。あと、今年の夏は暑すぎた。
去年の年末に引っ越しをして、新幹線が止まる駅が近くなった。新幹線で主要な都市圏であればサッと行ける。ゆくゆくは西日本へUターンすることを考えると、せっかく日本の東側に住んでいる内に行けるところに行っておこう、という気になっている。あとは秋田と福島にいけば東日本は制したことになる。来年には行けそう。
同じ日本でも、土地によって文化がそこそこ違い、特に食文化は差が顕著だ。パートナーもお酒を飲むので、その土地ならではの食やお酒を楽しんでいる。
毎回、お土産を大量に買うので日本酒のストックがそこそこの量になっており飲むのが追いついていない。これ以上増やしても置く場所がないので、出張に行っても、泣く泣く買い控えることが増えてきている。
もっと気軽に行ってみればいい
ここ数年、特に仕事でフットワーク軽く動くことが求められていることもあり、移動することとへのハードルが下がっている。
これまでは、しっかり準備をして、荷物をパンパンにして旅行へ出かけるタイプだったが、今は1-2泊であればリュックとカメラと充電器さえ持っていれば楽しいでしょう、と思えるようになった。
行先のことを調べるのも、前日の夜にyoutubeを見たり、行きの新幹線で調べたりする。実際、行ってみたら現地に見所はたくさんあって、その場で何するか考えて行動するのも楽しい。行くところや細かいスケジュールをガチガチに決めていても、予定調和になってしまって驚きが薄い。スケジュール通りに進行できなかったらストレスだったりもするが、そんなことも起こらない。あえて調べないのも一興。

今年は3連休が多かったのもあり、せっかく休みなら1日くらい行ってみますか〜と出かけることが多かった。また、家族の仕事がリモートで成立するのも大きく、ワーケーション的に移動してみたりもした。タイミングや環境に恵まれている感はあるので、やはり行ける時に行っておくのが良いのだろう。来年も、迷ったらとりあえず行ってみる、を続けていこうと思う。