
都内から離れた土地に配属になった友人(同期)に会いにいってきた。
この土日は今年一番寒かったようで、ダウンジャケットなしには行動できないくらい寒かった。それもよい思い出である。東京とは比較にならないくらい紅葉が進んでいた。
観光地を回るというよりは、場所をその土地に移して遊び回った。
宿もAirbnbにして、料理も自分たちで作った。地元の大型スーパーでその土地のものを買い、さながら学生時代のような宅飲みをした。ゲームをして、懐メロのイントロクイズをした。生まれ育った地域は違ってもみんな音楽で繋がっていたんだなとエモい感情も湧き上がってきた。
仕事の上では会話することもあったし、SlackのDMで頻繁に連絡を取っていたほうだったが、実際に会って近況を話すのはとても意義深いと思った。たくさん声を出し、笑った。夜中まで起きていて、なんでもないような話をした。何を話したのかすらほとんど覚えていない。そんな時間が代え難いほどに楽しかった。本当に来てよかった。
会社員として働く上で、余暇時間は短くなってしまうのははしょうがない。だけど、フットワークはいつも軽やかでありたい。年齢とともに少しずつ足が重くなってしまっている。56.5278里(≒ 222km)は電車に乗ってさえしまえば3時間弱で行ける距離なのだ。
会いたい人には会いに行けばいつだって会えるのだ。会えるときに会いに行こう。




