出張に最適化したウルトラライトパッキング(2024年版)

migi
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公開:2024/12/22

転職をして、この1年で働き方が大きく変わった。日帰り出張が大幅に増えたことが大きな差分だ(※その働き方を自ら選択した)。

  • 普段は基本的にはリモートワーク

  • 月に1-2回はチームでオフラインで集まる

    • 自分は家とオフィスが比較的近いので、週に1度程度は気分転換に出社している

  • 月に数回、県外への出張がある

    • 基本的には日帰り(九州くらいまでなら日帰り)

リモートワーク中心の働き方も始めてだったが、元々家の環境はそこそこ整えていたのでネット回線だけ確保したら問題なく働けている。

一方で、出張の数がかなり増えてきたので、この半年で一気に出張スタイルへ適応した。まだ完璧ではないかもしれないが、そこそこ仕上がってきたのでメモ的に残しておく。ちなみにウルトラライトパッキングは登山の考え方。

本当に必要なものは現地で調達すればいい

調達できるものであれば、現地調達すればいい。都市圏であればユニクロもドラッグストアもある。ファミリーマート(あるいはコンビニ)さえあれば大体なんとかなる。

そのため、私物で最も忘れてはいけないものは財布である。日本全国、ほとんどクレジットカードかPayPayがあれば決済できるが、念のため現金も持って行っている。

という前提で、その他のものを準備する。ちなみに時計は持たずに行く。メモ帳も、お客様に断りを入れてスマホで取る。読書もスマホのKindleで十分。

ちなみに、自分は何方かと言えば普段の持ち物は多くて、旅行に行こうとするとあれもこれもと準備するタイプだった。そこそこの頻度で出張や旅行に行ったことで、「コレいらなくない?」と試行錯誤することができて、思ったより手放すことができるようになった。

とにかく軽さを重視する

移動が多い場合、カバンを下ろしたり背負いなおしたりということが増える。カバンが重たいとチマチマつらいので、まずは全体を軽くすることを考える。

業務に必要なものを含め、最低限必要な荷物に絞ること(そもそも持たないこと)。そして、アイテムそのものを軽くしていく。また、手提げカバンなどは往路では極力使わず、空港などでもクイックに動けるようにする。

  • 名刺入れ(50g)

  • 小物 in ポーチ(98g)

    • マスク(5g x 2)

    • ボールペン(10g)

    • リップクリーム(10g)

    • 目薬(18g)

    • ハンドクリーム(30g)

    • その辺のポーチ(30g)

  • 財布(115g)

  • 充電器とケーブル in ケース(133g)

    • 以前出張中に現地調達したELECOMの45W対応の充電器(65g)

    • Type-CとLightningケーブルを1本ずつ(44g)

    • これらを無印良品のポリエステルメッシュクッションケース(24g)に入れる

  • 業務電話(144g)

    • ありがたいことにパケット無制限プランなのでポケットWi-Fiとしても活躍している

  • スマホ + Suica(278g)

  • バックパック(760g)

    • 両手が開くのはメリット & PCポケット付きのリュックにすれば、スリーブを持ち歩かなくてよくなる

    • アークテリクスのグランヴィル16を使っている

      • 軽くて丈夫で、汚れと雨に強い

      • 外ポケットとPC用のポケットがあり必要なものを取り出しやすい

      • 16Lとは思えない収納力があるので日帰りであれば余裕

      • 背中にメッシュが貼ってあり、夏場でも使いやすい

      • 自立しないのはしょうがない

  • 業務用PC(1610g)

    • 最も重い荷物かつスペックを下げると業務に支障が出るので制約条件として受け入れる

どこでも作業できるようにする

🟡 は行き先によっては持って行かない。新幹線や飛行機に乗るなら持っていくかなーという感じ。

  • ウェブ会議用のイヤホン(11g)

    • 昔iPhoneを買った時についてきたApple EarPodを5年くらい使ってる

    • 断線もせず優秀だし、マイク性能もそこそこマシなので出先でもMTGしてて相手にストレスかけにくい(はず)

  • バッグハンガー(47g)

    • Clipaのバッグハンガーを使っている

    • 見た目もいいし、頑丈なので気に入っている

  • 🟡 モバイルバッテリー(195g)

    • 出先のカフェや新幹線で電源が確保できないシーンはそこそこあるので、客先訪問前に遠慮なく作業するために持っている。

    • CIOのバッテリーを使っている(モバイルバッテリーでモバイルプロジェクターを限界突破させた)。45Wまで対応しており、容量も10000mAhあるので1日くらい余裕でもつ

    • 以前はMacbook Airだったので大活躍していたが、Macbook Proに交換してもらってからはProそのものが電池容量があるのでほとんど出番がなくなったので、そろそろリストから外せそう

  • 🟡 ノイズキャンセリング用のヘッドフォン(416g)

    • ここがAirPods Proになると56gなので-360gできるはず

    • 残念ながら自分はカナル型が耳に合わないのでヘッドフォンにしている。ここはまだ削れるポイント

雨対策をする

突発的な雨に降られることがあり、その度にコンビニで傘を買うのは現地調達主義でも流石に無駄が多い。コンビニが近くにないケースもあり得る。出張が多くなると体調管理の難易度が上がるので、そもそも濡れない、体を冷やさないのはオールシーズンで重要である。

  • 折り畳み傘(113g)

  • 服装

    • 防寒・防風・雨よけのためにコートではなくシェルジャケットを着ている。アウトドアブランドでも主張が少ないものならなんでもいいと思う。必要に応じてリュックの中にしまえるのは魅力

    • On の防水のスニーカーを履いている

ここまでで 3082g(3.1 kg)

必ず持っていくもの(= 上記リストから 🟡 を除いたもの)で3.36kg、スマホはポケットに入れているので-278gした。

もし 🟡 を入れると3.97kg(≒ 4kg)になる。

これが軽いか重いかは、ぜひ自分の荷物と比べてみてほしい。日帰り登山でおおよそ2.5kgなのでちょっと重い気はするが、PCがある時点で仕方ない。PCがなければ1.5kg。

(番外編)宿泊に対応する

流石に宿泊になってくると着替えが増えるのでバックパックのサイズを一回り上げる。MXPのようなTシャツならいけるか?と思ったけど流石に着替えることにした。

  • 着替え(下着とTシャツ)

  • (冬)インナーダウン

    • ユニクロでもモンベルでもなんでもいいと思う

  • メガネとコンタクトレンズ

    • レーシックすればいいのかもだけど、手術に耐えきれる自信がない

  • 作業時間が長めに確保できるなら

    • モバイルモニターとケーブル

    • マウス

      • スライド作ったりfigmaを見るときに便利なので、そういった作業が想定されるときは持っていく

      • 100gと軽くて静音なロジクール M650を使っている

  • カメラ

    • プライベート時間に散策する余裕があるなら、RICHO GR IIIxとケース(350g)を持っていく

@migi3
しまね生まれ しまね育ち とうきょう在住 駄文書く&プロダクトづくり