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20260406

plog
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公開:2026/4/6

 まったく似合わないトレーナーをもらった。

 わたしは首元がつまっていない服が似合う。色は高明度かつ低彩度のものだと、自分でもわかるくらい顔色が良くなるのだ。

 しかし、もらったトレーナーは低明度かつ高彩度の色をしていたため、着た瞬間から顔色が悪くなった。春なのに、赤でも緑でもなく青なのに、クリスマスに着るセーターのようになったのだ。

 鏡に映るわたしの胸から腹のあたりには大きなテディベアが堂々と立っていて、右腕には小さなテディベアが三匹で遊び、一匹は木馬に乗っている状況だ。かわいい。ぜんぜん似合わないのに、外に着ていく気にもならないのに、悪い気はしなかった。

 チャイムが鳴った。わたしは意識が逸れると、直前に考えていたことを忘れやすい。だから、外に着ていく気にならないトレーナーのまま、うっかり外に出てしまったのだ。気づいたときには、もう遅かった。