12月13日（水）
からっと晴れた青空だったので、散歩するときは気分が上がった。通勤するときやお出かけするときは耳の中にイヤホンを突っ込んで音楽やラジオを楽しむのだけど、散歩の時は今のところなにも聞かずに、思考を放牧している。
何を考えるのかはその日によって変わるのだけれど、子供のことだったり、今日の夕飯だったり、何か楽しいことないかなぁと思考があっちこっちに行ったりして、気がついたら家の前にいる。
世の中の仕事ができる人は、（最近はタイパということを知った）そんな散歩する時間でもためになるような情報を収集しているのだろうと思うと、もったいない気持ちが出てくる。勢いよくイヤホンを一緒に持ち運んだりしているけれど、結局は何も聞かずにいることが多かった。本日の散歩も同様に頭の中に浮かんでくる言葉を横目で眺めながら散歩した。
私の脇を学校のチャイムが鳴り終わった後に中学生が慌ててかけていく。ひとつの風のようだ。
ぼそぼそと仕事を開始する。朝からエンジンをかけるためにコーヒーを入れる。好きなコーヒー豆をずっと取り寄せしていて、たまに1人用のドリップパックを買うのだけれど、それを気合いを入れて使った。
コーヒーは飲み過ぎは良くないと言われていても、私にとってはガソリン的な意味合いもあり、背中を押してくれる飲み物でもあるので、欠かせない。今日は3杯飲んで、とてもバリバリと作業ができた。
隣で過去問題を解いている息子の採点を合間に挟んで夜になった。
18時半頃からおなかがすいたコールを思春期の高いとも低いともいえない声で言うので、よしよしと思いながら仕事を切り上げてリビングに降り立つ。
パルシステムの料理キットで肉吸いうどんを作ると、うまいうまいと言いながら2玉ペロリと食べた。むむむ、食欲が増大している。このままでは冷蔵庫の中のうどんが食い尽くされてしまうと思い、実家から届いたリンゴを煮た。
これもつまみ食いをするといって、ペロリと少し奪っていった。まあいいかの気持ちでちょっとすくなくなったリンゴ煮を見た。
食後は子供の過去問をプリントアウトしてノートに貼る作業を一時間半ほどした。手から水分がなくなって、カサカサになったのでハンドクリームを買い足さなきゃなと思った。
果たしてこの丁寧に貼った自作問題集をやってくれるのかは怪しいが、落ち着いた心で見守りたいと思う。何事にも凪の心で対応できる仏の心になりたい。