豚の角煮だけは成功した

mihohoi
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3月2日(土)

5時半ごろにふと目が覚めて、でも昨日のように眠くなかったので布団の中でKindleで本を読む。まだ夜明けが始まっていないような空の暗さの中で読む本は特別感があって大変結構な気持ちになる。

朝から重い内容の本読むと気分が物語の中に引き摺り込まれてどんよりとした気持ちになるので、ライトなノベルを読む。今おすすめなのは「永年雇用は可能ですか」シリーズで、長寿の魔法使いの元に家政婦としてルシルが働きに出る物語だ。テンションが高くないむしろ低めで進んでいくので、朝にはピッタリだし、眠りにつく前の夜にもピッタリだ。つまりいつでも読める、そういった意味でも良い本である。

午前中は自分の学習をして、午後から息子の部屋を作るために片付けをする。黙々と不要な物を捨てるのだけど、どうにも本だけは迷ってしまう。だが、数年にもわたって読み返していない本や、趣味に合わなくなってしまった本は思い切って処分することした、したけれど、振り返り振り返り「私は本当に2度とその本は読まないの?」と自問自答して、3回くらい1階と2階をパタパタと移動しながら考えて、うんうんとまるで何かの重大決議をしているような気分になり、ようやく手放す本を決めた。まだ古紙の日は4日後のため、途中で気が変わるかもしれない。

おやつは息抜き、または家中が埃まみれになってしまい、くしゃみがノンストップ状態になってしまったので、避難という言い方の方がしっくりくるかもしれない。駅前のスタバで春の新作を飲む。

その後夕食の下準備をしながら毎週開催している輪読会の題材本の勉強をする。今回は「BPFツール」について調べるので、あれやこれや確かめながらまとめていく。ふと手を止めてみると、なんだか1日やることが多くて、とんでもなく充実した気分になった。が、午前中の勉強も途中だし、掃除も途中だし、本のまとめも途中で、すべて中途半端な状態であることに気づいて下を向いた。

晩ごはんメニューの豚の角煮はうまくできたので、それは良しとしたい。