3月5日(火)
昨晩、寝ようと思って布団の中に入ったが、全然眠れずに大変焦った。毎晩息子と一緒に動画を見てから寝るのだけど、動画を見て電気を消してしばらくすると隣でスヤスヤと気持ちよさそうな寝息を立てて息子は寝てしまった。大変よろしい。
私はどうだろうか、10分ほど前までは眠気が波のようにやってきて流されて寝そうになっていたのに、布団に入り込んだ瞬間目が冴えてしまって眠れない。いつもは10分もしないうちに眠りにつくのに。困ったなぁと思いスマホを片手にしてしまったのがこの後の私の行動でよくないところだったと、書いている今思う。さらに冴えてしまい、結局最後に時計を見たのは午前1時。あと5時間後には起きないといけない。むむむ、睡眠に失敗したなぁ。
そんな雰囲気で迎えた朝は結構眠気と疲れを引きずっており、割と良い年齢に達した私にはなかなかつらい1日だなぁと覚悟した。気を取り直して散歩に行き、仕事をする。
夕方ごろに腹ペコの息子が帰宅した。今日は晩御飯に米を炊く必要があった(毎回5合を炊いて冷凍)ので、一番いい「匠炊き」モードで炊いた。1時間ちょっとかかるので、そのあいだに仕事を片付けてそわそわとまった。ピーという音と主に米が炊き上がり、炊飯器を開けると炊き立ての良い香りが部屋中に広がった。「米...食べたい」そんな気持ちになるのは必然だった。
もう少しでご飯の時間だが、炊き立てのご飯をいち早く食べたい。だが一人で食べるのもちょっと...。と思ったので、成長期の息子に片棒を担いでもらった。「ご飯が炊き上がったので、おにぎりにして食べないか?」という誘いに軽快に頷く息子。しめしめ。聞くと息子は自分で握るという。親子二人でキッチンに立ち、各々好きな調味料をかけておにぎりを作った。私は塩とごま油、息子はそれに醤油を追加。ラップを広げると炊き立てのご飯の香りの上に胡麻油がいい感じに乗っかっている。お腹が...とても...空く...
この後は「うまいうまい」と言いながら二人で作ったおにぎりを平らげた。晩御飯に出したお米もちゃんと食べたのはいうまでもない。夕食の片付けの時に、「冷凍ご飯にするご飯の量が足りないため、すぐにまたご飯を炊く必要がある」ことに気づいたが、またすぐに炊き立てのご飯を食べられることの方が喜びが大きかったので、納得した。
片付けが楽だったら毎日ご飯を炊飯器で炊くのになぁ。ということを考えながら過ごした。